防府市の養鶏場で鳥インフルエンザの疑い 県が検査

 

防府市の養鶏場で鳥インフルエンザの疑い 県が検査|NHK 山口県のニュース

配信より

 

防府市の養鶏場で複数のニワトリが死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行ったところ鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。県はより詳しいPCR検査を進めていて、結果は27日朝までに判明する見通しです。

山口県によりますと26日午後2時ごろ、防府市の養鶏場から死んだニワトリが9羽いるなどと通報があり、保健所が簡易検査を行ったところ、死んだ3羽と生きている1羽のあわせて4羽からA型の鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。

県は現在、鳥インフルエンザかどうかを確定するためにPCR検査を行っていて、結果は27日朝までに判明する見通しです。

これを受けて県は午後8時から農林水産部長をトップに関係課長などが出席する対策連絡会議を県庁で開きました。


この中で三坂啓司農林水産部長は「陽性が確認された場合、必要な防疫対応を行う。陽性であれば殺処分を進める」と述べました。

県によりますとこの養鶏場はニワトリやアイガモなど20羽程度を飼育する小規模なものだということです。

県の担当者からは周辺の養鶏農家に注意喚起を行ったことや、陽性が確認された場合、感染の疑いのあるニワトリの殺処分や農場の消毒などの防疫措置を27日の午前中に終了することなどが報告されました。

県内で鳥インフルエンザへの感染が確認されれば、平成26年12月以来となります。