「派閥としてつまびらかにした上で解散をされるべき」島根・丸山知事が自民党派閥解散に注文
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「派閥としてつまびらかにした上で解散をされるべき」島根・丸山知事が自民党派閥解散に注文(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
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島根県の丸山達也知事は23日の定例記者会見で、自民党の派閥の解散に触れ、事実を説明してから解散すべきなどと述べました。
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島根県 丸山達也 知事
「率直に思うのは、(派閥を)解散する前に派閥としてやっていたことを公表する責任があるのではないか。 個々の議員がバラバラに会見とかされてますけど、お金を渡す側であったのが派閥なのであれば、派閥としてそういう在宅起訴とか略式起訴をされてるっていうことは捜査当局に対して一定の罪を認められている、そういう客観的なデータもあるんでしょうから。 それと同じように、検察にやられた説明と同じような説明を国民に対してやられてから解散されるべきじゃないかと」 丸山知事はこのように述べ、派閥解散で今後説明が尽くされず、うやむやにされることがないよう釘を刺しました。 島根県 丸山達也 知事 「派閥として(事実を)つまびらかにした上で解散をされるべきで、解散してしまったので、もう誰も説明できる人がいないとかっていうことが懸念されるということですから。そういうことがないようにしてもらいたいなと」
その上で知事は、キックバックは派閥が解散すればなくなる一方、議員個人による裏金化は依然可能だと指摘しました。
島根県 丸山達也 知事
「パーティを開催したけど、買ってもらったパーティー券を計上しないっていうのは議員さん個人の正式パーティーでもあり得ることなので。派閥を解消するとキックバックっていうことはなくなりますけど、中抜きみたいな問題はなくなりませんから。やっぱり派閥をなくして解消する話と、解消しない話とちゃんと切り分けて。今回のようなことの再発防止策が講じられたのかどうか」
派閥解散で解消されることと、されないことはきちんと区別される必要があり、今後も政党や報道機関がしっかりとチェックすべきだと注文しました。
山陰放送
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