救急災害医療の専門家、石川県歯に派遣  日歯【無料】

2024年1月10日 17:42

 

救急災害医療の専門家、石川県歯に派遣  日歯【無料】 | MEDIFAX web(メディファクス ウェブ) - 医療の総合情報サイト (jiho.jp)

配信より

 

 日本歯科医師会は9日、東京医科歯科大大学院の中久木康一非常勤講師(救急災害医療分野)を、日歯アドバイザーとして石川県歯科医師会に派遣したと発表した。能登半島地震の対応に追われる県歯に、災害対応を助言する。

 

 日歯が把握した被災地の状況も説明。石川の避難所などへの歯科保健医療活動では、県内の歯科支援チームの確保・編成ができているとした。石川県歯が、行政やDMAT(災害派遣医療チーム)などと連携し、対応する構えだ。

 

 県外からの支援については、二次災害の危険があるため、現段階では控えるよう求めた。今後、必要になった場合に備えて、各都道府県歯でチーム編成・派遣を整えるよう促している。

 

 また、石川県歯の要請を受けて、「歯科診療車」の貸与を、岐阜、愛知、福井の各県歯に依頼している。

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能登地震、2月末までの支援薬剤師42人を確保  NPhA【無料】

2024年1月19日 11:40

 

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配信より

輪島市の状況を報告する岡村氏

 日本保険薬局協会(NPhA)は18日の会見で、能登半島地震の被災地への対応状況を報告した。2月末まで、常時3人、計42人の支援薬剤師を切れ目なく派遣する体制を確保しており、3月以降も現地の状況を踏まえて対応を検討する。

 

 派遣チームは1チーム3人体制で、現地に4~5日滞在を基本とする。現地では、石川県薬剤師会による調整の下、輪島市を中心に、行政や関係団体と緊密に連携して支援活動に当たる。

 

 8日からタカラ薬局(福岡市)チームが、現在はI&H(兵庫県芦屋市)チームが現地入りしており、19日からは総合メディカル(福岡市)のチームが派遣予定となっている。計15社42人の支援薬剤師を確保し、2月末まで継続的に派遣する体制を組んでいる。

 

●「薬剤師足りない」  岡村氏が現地の状況報告

 会見では、9日から15日まで輪島市入りしていた岡村由紀子氏(タカラ薬局社長)が現地の現状を報告。当初は医薬品の集積所や宿泊場所の確保などに奔走したが、現在は避難所を回って被災者の薬の状況をヒアリングし、地域の薬局で対応してもらったり、モバイルファーマシーで調剤した薬を届けて服薬指導したりと、「薬剤師の業務に特化した活動内容になっている」とした。

 

 しかし、避難所が点在している上に、「2次避難」で別の避難所に被災者が移動するため、「対応が間に合っていない」と指摘。輪島市はもともと薬局が少なく、「圧倒的に薬剤師数が少ない」として支援薬剤師の必要性を訴えた。

 

【PHARMACY NEWSBREAK】