立憲・野田元総理、自民党若手議員に「何やってんだと思う」「親分が怖いのか、元々その程度の志なのか」裏金問題に辛辣コメント

ABEMA ニュース 配信より

 

立憲・野田元総理、自民党若手議員に「何やってんだと思う」「親分が怖いのか、元々その程度の志なのか」裏金問題に辛辣コメント(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

 

立憲民主党最高顧問・野田佳彦氏

 

立憲民主党最高顧問で元総理大臣の野田佳彦氏がABEMA的ニュースショーの独占インタビューに応じた。

 

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 自民党派閥の政治資金問題についてどう見ているのか。

 

多くの自民党議員が「選挙は金がかかる」と話しているが、これについて野田氏は「僕は金かかっていない」と断言。

 

「体力の限りを尽くしていけば金がかからない。金をかけない選挙をどうするか、知恵を出すべき。(お金が)かかるという前提でやるから、抜け穴見つけて裏金を作ったりする」と見方を示した。 

 

「国民はインボイスやマイナンバーカードなど、ガラス張りになっていく。一円たりとも逃さない体制に国はしているのに、その制度を作っている連中が抜け道だらけのことをやっているのは、国民は許さない」

(野田佳彦氏)  

 

立憲民主党は昨年6月の時点で企業団体によるパーティー券購入禁止などを柱とした法案を提出。

 

さらに自民派閥の裏金調査チームは企業団体からの献金禁止する法改正の必要も訴えている。  

 

では立憲民主党は政治資金をどう捻出するのか。

 

野田氏は「個人献金を中心にやるとか、覚悟決めるしかない。秘書の数が減るかもしれない、ケチな活動になるかもしれない、印刷費とか。だけどそれはそれなりにやるということだと思う」と説明した。  

 

また、今回の問題での自民党若手議員の対応について苦言を呈した。

 

「30年前は石破さんたち若い人が立ち上がった。リクルート事件の後。今、自民党からなんの声も起こってこない。何やってんだと思う。“何とかチルドレン”とかで親分衆は怖いのか、元々その程度の志なのかわからないが、劣化しているのかもしれない」と語った。  

 

さらに、自民内部、特に若手から声が上がらないのは小選挙区制によって党幹部が持つ議員の公認権を恐れているとも指摘した。 (『ABEMA的ニュースショー』より)

 

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