全国高校駅伝 来年から外国人留学生起用は最短3キロ区間だけに

配信より

 

全国高校駅伝 来年から外国人留学生起用は最短3キロ区間だけに(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

配信より

 

一斉にスタートする男子の選手たち=たけびしスタジアム京都で2023年12月24日、大西岳彦撮影

 

全国高校駅伝競走大会の実行委員会は24日、来年の大会から男女とも外国人留学生の起用を最短距離の3キロ区間のみに制限すると発表した。大会は男子が7区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロで争い、外国人留学生はこれまで最長の1区(男子10キロ、女子6キロ)を除いて起用できたが、留学生の走りで順位が大きく変わるケースが多かった。

 

  【写真】駅伝女子、カロライン選手がゴール直前で大逆転  

 

来年の大会から、留学生が走れるのは男子が2区か5区、女子は3区か4区の3キロ区間に限られる。  留学生の参加は高校教育のグローバル化、日本選手の競技力向上などの利点はあるものの、実行委は「留学生の特性も考慮し、男女とも最短区間の3キロとした」としている。都道府県高校体育連盟の陸上関係者に意見を求めるアンケートを実施したところ、留学生の区間制限に過半数が賛成したという。  全国高体連は1994年に留学生のエントリー数について「20%前後を原則」と定め、全国高校駅伝では95年に男女ともエントリーは2人、出場は1人と制限された。しかし、男子の最長区間の1区で留学生が飛び出し、日本選手と大差がつく展開が恒常化し、2008年から留学生は男女とも1区は走れないように規定が変更された。  また、来年大会から出場枠が増え、男女とも都道府県代表の各47校に加えて、全国11地区代表を含めた各58校が出場すると発表した。都道府県予選の参加校数が減少傾向にあり、出場校も特定化されていることから、全国大会への出場機会を広げる。  これまでは都道府県代表の男女各47校が出場でき、5年に1度の記念大会では地区代表11校も出場するなどしていた。

 

【荻野公一】

 

【関連記事】

 
私のコメント :  令和5年12月24日、全国高校駅伝競走大会の実行委員会は24日、来年の大会から男女とも外国人留学生の起用を最短距離の3キロ区間のみに制限すると発表した。全国高校駅伝競走大会の実行委は「留学生の特性も考慮し、男女とも最短区間の3キロとした」としている。都道府県高校体育連盟の陸上関係者に意見を求めるアンケートを実施したところ、留学生の区間制限に過半数が賛成したという。