全国高校駅伝 男子【速報中】佐久長聖が逆転トップ 倉敷3位に

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2023年12月24日 13時42分 、NHK NEWS WEB

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231224/k10014293861000.html
配信より

高校生ランナーが冬の京都でたすきをつなぐ「全国高校駅伝」が24日、行われています。マラソンと同じ距離を7人でつなぐ男子は、1区で兵庫・須磨学園の折田壮太選手がこの区間の日本選手最高記録にならぶタイムをマークしています。レースは前半の3区までを終え、予選のタイムが全国トップだった長野の佐久長聖がトップに立ち、連覇をねらう岡山の倉敷も3位に浮上してきました。

午後0時半にスタートした男子の最新情報を速報でお伝えします。

NHKでは総合テレビとラジオ第1、それにNHKプラスで中継します。

目次
《速報中》

【3区→4区(8.0875km)】佐久長聖がトップに 倉敷が3位浮上

全国高校駅伝 男子のレースはNHKプラスでも配信しています。(12/31(日) 午後2:55 まで)↓↓↓こちらをクリックすると見られます。

【NHKプラスで配信】全国高校駅伝2023 男子(12/31(日) 午後2:55 まで)
《速報中》
【3区 通過順位(上位10チーム)】
▽1位.佐久長聖 (長野)1:00:46
▽2位.須磨学園 (兵庫)1:01:03
▽3位.倉敷 (岡山)1:01:08
▽4位.札幌山の手 (北海道)1:01:14
▽5位.埼玉栄 (埼玉)1:01:16
▽6位.大牟田 (福岡)1:01:16
▽7位.仙台育英 (宮城)1:01:52
▽8位.八千代松陰 (千葉)1:02:04
▽9位.洛南 (京都)1:02:13
▽10位.東農大二 (群馬)1:02:25

【3区→4区(8.0875km)】佐久長聖がトップに 倉敷が3位浮上
男子は3区を終えて、予選のタイムが全国トップだった長野の佐久長聖が先頭に立ちました。2位は17秒差で兵庫の須磨学園。岡山の倉敷は、留学生のサムエル・キバティ選手が14人を抜いて3位に順位をあげトップとのタイム差も22秒にまで縮まりました。このあとの4区は全体としては下り坂の8キロ余りで争われます。

【3区 中間点】須磨学園(兵庫)佐久長聖(長野)が競り合う
8キロ余りの3区、須磨学園 (兵庫)と佐久長聖 (長野)が競り合っています。
後方からは18位でたすきを受けた倉敷 (岡山)のエース、サムエル キバティ選手が次々と前を走るランナーを抜き、順位を上げています。

【2区 通過順位(上位10チーム)】
▽1位.学法石川 (福島)37分23秒
▽2位.佐久長聖 (長野)37分25秒
▽3位.埼玉栄 (埼玉)37分27秒
▽4位.須磨学園 (兵庫)37分29秒
▽5位.大牟田 (福岡)37分44秒
▽6位.八千代松陰 (千葉)37分44秒
▽7位.洛南 (京都)37分47秒
▽8位.国学院久我山 (東京)37分50秒
▽9位.東洋大牛久 (茨城)37分56秒
▽10位.仙台育英 (宮城)38分01秒

【2区→3区(8.1075km)】学法石川が4人抜きでトップに
短い3キロの2区で、学法石川(福島)の齋藤 一筋 (3年)選手が4人を抜いてトップに立ちました。2位は2秒差で佐久長聖(長野)。その後ろに、3位で埼玉栄、4位で須磨学園(兵庫)が続きます。このあとの3区は上り下りのある8キロ余りで争われます。

注目
◆折田壮太選手(兵庫・須磨学園)が1区 日本選手最高記録に並ぶ
男子の1区で兵庫の須磨学園の折田壮太選手が、この区間の日本選手最高記録にならぶ28分48秒のタイムをマークしました。この区間は、2008年に海外からの留学生が走れなくなっていて、これまでの日本選手最高記録は、4年前に千葉の八千代松陰高校の佐藤一世選手がマークしていました。折田選手は、5000メートルで高校歴代2位の記録となる13分28秒78のタイムを持ち、ことしの高校総体では日本選手トップの5位に入るなど将来が期待される注目のランナーです。

折田選手は「最低限、区間賞を目標にしていた。ラストスパートで勝ててよかった。全国の強い選手たちと競い合うことができて本当に楽しく幸せな10キロだった」と話していました。

【1区 通過順位(上位10チーム)】
▽1位.須磨学園 (兵庫)28分48秒
▽2位.埼玉栄 (埼玉)28分54秒
▽3位.東洋大牛久 (茨城)28分57秒
▽4位.佐久長聖 (長野)29分05秒
▽5位.学法石川 (福島)29分06秒
▽6位.大牟田 (福岡)29分14秒
▽7位.八千代松陰 (千葉)29分19秒
▽8位.大分東明 (大分)29分22秒
▽9位.仙台育英 (宮城)29分24秒
▽10位.洛南 (京都)29分27秒

注目
【1区→2区(3km)】須磨学園の折田壮太選手がトップで2区へ
男子の1区は、兵庫・須磨学園の折田壮太選手がラストスパートで後続を引き離し2位に6秒差をつけました。2位は埼玉栄、3位は茨城の東洋大牛久、4位は予選のタイムが全国トップだった長野の佐久長聖です。このあとの2区は下り坂の3キロで争われます。

【1区 7km地点】須磨学園など7人が集団
男子のレースは1区の終盤を迎える7キロ地点を過ぎて、兵庫・須磨学園の折田壮太選手など7人の集団になっています。
先頭集団は須磨学園 (兵庫)、佐久長聖 (長野)、埼玉栄 (埼玉)、東洋大牛久 (茨城)、学法石川 (福島)、洛南 (京都)、それに八千代松陰 (千葉)です。

12:30

【スタート・1区(10km)】
男子のレースが午後0時半にスタートしました。都道府県の予選を勝ち抜いた47チームが出場しマラソンと同じ42.195キロを7人でたすきをつなぎます。1区は7つの区間の中で最も長い10キロで各チーム、実力のある選手が登場し、5000メートルで高校歴代2位の記録を持つ兵庫・須磨学園の折田壮太選手などが走ります。

【NHK特設サイト】全国高校駅伝 2023レースの速報・結果、各チームの情報を詳しく
《男子 見どころ》
全国高校駅伝は京都市右京区の「たけびしスタジアム京都」をスタートとフィニッシュに行われ、マラソンと同じ距離を7人でつなぐ男子は各都道府県の予選を勝ち抜いた47校が出場します。去年、大会新記録で優勝し、連覇をねらう岡山の倉敷高校と6年ぶり3回目の優勝をねらう長野の佐久長聖高校を軸とした記録的にもハイレベルな優勝争いが見込まれます。

【倉敷(岡山)】
2年連続4回目の優勝をねらう倉敷は去年、2時間1分10秒の大会新記録をマークして優勝しました。そのレースで3区を走り、区間新記録をマークしたサムエル・キバティ選手や続く4区で区間賞の走りを見せた桑田駿介選手を中心に、ことしも力のある選手がそろっています。

【佐久長聖(長野)】
佐久長聖は去年、留学生を含まない日本選手だけの記録となる日本高校最高記録を更新したものの倉敷に敗れ、2位に終わりました。ことしはより選手層が厚くなり、5000メートルのタイムが高校トップクラスとなる13分台のランナーを6人そろえ、予選では全国トップのタイムを出してきました。去年のレースでそれぞれ区間2位と好走した永原颯磨選手や山口竣平選手などがチームを引っ張ります。

また、この2校を追う存在となるのが5000メートルで高校歴代2位の記録となる13分28秒78のタイムを持つ折田壮太選手を擁する須磨学園(兵庫)や地元の洛南高校(京都)などです。男子のレースは年々高速化が進んでいて、ことしもチームの記録や個人の区間記録が更新されるのか注目が集まります。

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《男子 都道府県予選のタイム(上位5チーム)》
▽1.佐久長聖(長野) 2時間3分27秒
▽2.須磨学園(兵庫) 2時間4分29秒
▽3.鹿児島城西(鹿児島) 2時間4分30秒
▽4.倉敷(岡山) 2時間5分00秒
▽5.埼玉栄(埼玉) 2時間5分43秒

《コース紹介》
1区(10km)
全コースのほぼ4分の1をしめる10kmの区間。3kmすぎ、5kmすぎと上り坂が続き、後半3kmは下りになる。ここからは、オリンピックでマラソンを走るようなランナーを数多く生み出しており「花の1区」という名前が定着している。
◆区間最高記録:27分48秒◆
ジュリアス ギタヒ 【仙台育英 (宮城)】 46回 (1995年)

2区(3km)
3kmの区間。下り坂でスピードが出る。
◆区間最高記録:7分55秒◆
佐藤 清治 【佐久長聖 (長野)】 49回 (1998年)

3区(8.1075km)
8.1075kmのレース上、重要な区間。上り・下りのあと終盤6kmを過ぎたあたりで、跨線橋(こせんきょう)を通過する。この橋のアップダウンに来たときに、余裕を残しているかどうかが勝負を分ける。
◆区間最高記録:22分30秒◆
サムエル キバティ 【倉敷 (岡山)】 73回 (2022年)

4区(8.0875km)
3区を逆に走る8.0875kmの区間。全体としては下り。
◆区間最高記録:22分32秒◆
ビタン カロキ 【世羅 (広島)】 59回 (2008年)/ジョン ムワニキ【世羅 (広島)】 69回 (2018年)

5区(3km)
3kmの区間。往路の2区とは逆に上りのコース。
◆区間最高記録:8分22秒◆
浅井 利雄 【小出 (新潟)】 23回 (1972年)

6区(5km)
5kmの区間。順位争いが激しくなる6区はカーブも多く、上り下りもある。カーブでは大回りせずに最短でコーナーをついていくことが大切。後半、下りを少し余裕をもってむかえられるかどうかがポイント。
◆区間最高記録:14分06秒◆
ムチリ ディラング 【仙台育英(宮城)】 70回(2019年)

7区(5km)
最終区間の7区・5kmは西大路を下り、五条通、そしてたけびしスタジアム京都へ戻ってくる。最初に競技場へ顔を見せるのはどのチームか?
◆区間最高記録:13分58秒◆
森口 祐介 【西脇工 (兵庫)】 49回 (1998年)/山田 修人【倉敷 (岡山)】71回(2020年)

《NHK放送予定》
NHKでは総合テレビとラジオ第1、それにNHKプラスで中継するほか、特設サイトでも速報をお伝えすることにしています。