上皇さま きょう90歳の誕生日 卒寿を迎えられる

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上皇さま きょう90歳の誕生日 卒寿を迎えられる | NHK | 皇室

 

上皇さまは23日、90歳、卒寿の誕生日を迎えられました。

 

宮内庁によりますと、上皇さまは、上皇后さまとともに毎日を規則正しく静かに穏やかに過ごしていて、朝夕の新聞やテレビニュースをよく見て、国内外の出来事に目を向けながら国民生活の様子に心を配られています。

ことし5月に感染症法上の位置づけが変更された新型コロナウイルスの感染状況と社会の対応の変化に注目する一方で、全国各地で相次いだ大雨被害などについて案じていて、沖縄や戦争と平和に今も強い思いを寄せられているということです。

去年7月に心不全の診断を受けられましたが、薬の服用や水分の摂取制限といった内科的治療により、昨年末以降、比較的安定した状態が続いていて、白内障と緑内障の手術後の経過も順調だということです。

ライフワークのハゼ類の研究を続けていて、発表から40年が経過したご自身の論文の再検証にも取り組まれています。

研究がない日は、午前中、上皇后さまとともに、日本や世界の歴史、文化、自然などを紹介するテレビ番組の録画を見ていて、藤井聡太八冠の活躍が話題となる中で、夕食後に侍従と将棋などを楽しまれることもあるということです。

祝賀行事行われる

23日は、お住まいで誕生日の祝賀行事が行われています。

上皇さまの誕生日の祝賀行事は、感染対策を考慮して簡素な形としながらも、去年よりやや人数を増やして行われています。

午前11時ごろには、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが相次いで東京・港区の赤坂御用地にある上皇ご夫妻のお住まいの「仙洞御所」を訪ねられました。

両陛下は、赤坂御用地の門を通る際、車の窓を開けて集まった人たちに笑顔で手を振って応えられていました。

上皇さまは、両陛下や秋篠宮ご夫妻のほか、午後には岸田総理大臣などからも祝賀を受けられることになっています。

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日本海側中心に大雪 除雪作業中の事故や交通影響に注意

 気象

 

日本海側中心に大雪 除雪作業中の事故や交通影響に注意 | NHK | 気象

配信より

 

北陸などの日本海側を中心に大雪となり、各地で平年を大幅に上回る積雪となっています。大雪のピークは過ぎましたが、積雪や路面の凍結による交通への影響のほか、除雪作業中の事故などに十分注意するようにしてください。

 

気象庁によりますと、真冬並みの寒気と冬型の気圧配置の影響で、西日本から北日本にかけての日本海側を中心に大雪となっています。

午前11時までの24時間に、
▽滋賀県長浜市余呉で62センチ、
▽群馬県みなかみ町藤原で60センチ、
▽長野県野沢温泉村で59センチの雪が降りました。

各地で積雪が平年を大きく上回っていて、午前11時の積雪は、
▽岐阜県白川村で91センチ、
▽新潟県津南町で90センチ、
▽石川県白山市河内で75センチなどとなっています。

大雪のピークは過ぎましたが、気象庁は積雪や路面の凍結による交通への影響のほか、着雪による停電や雪崩にも十分注意するよう呼びかけています。

今回の大雪で車のスリップ事故や除雪作業中の転倒事故などが相次いでいます。

屋根の雪下ろしの際は命綱やヘルメットなどの転落の防止対策を徹底するほか、除雪作業の際には家族や近所の人などと声をかけあいながらできるだけ2人以上で行ってください。

また、軒下は落雪や「つらら」が落ちてくるおそれがあります。

雪かきをする際は建物の屋根に大量の雪が積もっていないかよく確認し、安全を確保して進めるようにしてください。