今季初の鳥インフル確認 佐賀、4万羽殺処分
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今季初の鳥インフル確認 佐賀、4万羽殺処分（時事通信） - Yahoo!ニュース
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養鶏場で今季初の鳥インフルエンザ感染が確認されたことを受け、佐賀県が開いた対策本部会議＝２５日午前、佐賀市
農林水産省は25日、佐賀県鹿島市の採卵鶏農場で家畜伝染病の高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。
【写真】岡山県倉敷市で確認された鳥インフルエンザの対応に当たる職員＝2022年10月
今季は国内で既に野鳥の感染が確認されていたが、養鶏場で発生したのは今回が初めて。
県は、この養鶏場で飼育されている約4万羽の殺処分に着手した。
政府は25日午後、首相官邸で「鳥インフルエンザ関係閣僚会議」を開き今後の対策を確認、感染拡大防止に万全を期す。
県によると、24日午後に養鶏場から死んだ鶏の数が増えていると通報があり、
鳥インフルエンザの簡易検査で陽性を確認、25日未明の遺伝子検査で感染が確定した。
山口祥義知事は同日午前、県庁で対策本部会議を開き「まん延防止のために初動が重要だ」と述べ、
防疫措置の徹底を指示した。
昨季は、今年より約1カ月早く、昨年10月28日に国内初感染を確認。
感染事例は全国26道県に広がり、過去最多の約1771万羽が殺処分の対象となった。
鶏卵の供給不足も深刻化し、JA全農たまご（東京）が公表している
卵の卸値の平均基準値（Mサイズ、東京）は、今年4～5月に1キロ当たり350円と過去最高水準で推移した。
その後、6月に感染収束を意味する「清浄化宣言」の手続きが完了し、卵価格も下落基調となっていた。
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