鹿児島の菓子文化の発展を祈願して、鹿児島の銘菓「かるかん」の奉納祭が鹿児島市で開かれました。
鹿児島市の鶴嶺神社で開かれた「かるかん」の奉納祭。県菓子工業組合から13人が参加し、菓子文化の発展を祈願しました。
奉納祭は島津斉彬が起こした集成館事業150周年を記念して始まったもので、「かるかん」の主原料・自然薯が、この時期に旬を迎えることから、毎年11月ごろに開かれています。
20回目を迎えた奉納祭では、県内18の菓子製造業者が「かるかん」などの郷土菓子を納めました。
【県菓子工業組合・岩田英明理事長】 「鹿児島の伝統菓子の中では一番に挙げられるお菓子ですので、業界全体として、品質向上を常に考えながら、おいしいかるかんづくりに邁進していきたい」
奉納された「かるかん」は、鶴嶺神社の隣にある仙厳園で、来園者にふるまわれました。