山口銀行など 他行宛て振り込み遅れるなど影響続く
山口銀行など 他行宛て振り込み遅れるなど影響続く|NHK 山口県のニュース
配信より
全銀ネット=「全国銀行資金決済ネットワーク」のシステムに不具合が発生している問題は、午後5時現在も復旧の見通しは立っていません。
このため、県内では山口銀行などで他行宛ての振り込みが遅れるなどの影響が続いています。
銀行どうしを結ぶ一般社団法人全銀ネット=「全国銀行資金決済ネットワーク」は10日の朝、システムに不具合が見つかり、11日も11の金融機関で他行宛ての振り込みが遅れるなどの影響が出ていますが、午後5時現在も復旧の見通しがたっていないとしています。
山口フィナンシャルグループによりますと、傘下に置く山口銀行ともみじ銀行、北九州銀行の3行では窓口やすべてのATM=現金自動預け払い機、それにインターネットバンキングで午前11時半までバックアップシステムなどを使って他行への振り込みに対応したということですが、入金日は未定となっています。
また、午前中に振り込まれたお金の処理を行うため、午前11時半から午後3時半までは他行への振り込みの受け付けを停止しました。
11日午後3時半から12日午前8時半にかけては、窓口を除くATMやインターネットバンキングなどで他行への振り込みが可能で、一部の金融機関への振り込みについては当日付けで入金できるということです。
一方、11日受け付けされた他行からの振り込みは11日の夕方以降に入金されるということです。
山口フィナンシャルグループは、「影響が長引き、ご不便、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。引き続き速やかな復旧に努めています」としています。

