岸田首相が青ざめる…永田町に出回る「ある調査」の「驚きの中身」
配信
岸田首相が青ざめる…永田町に出回る「ある調査」の「驚きの中身」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
配信より
保守層が強い選挙区だが…
岸田文雄首相は、果たして衆院解散をできるか?
解散の行方を占う補欠選挙は、自民党にとっては苦しい防衛戦となるかもしれない。
【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」
10月22日に投開票が予定されている衆参2補選のことだ。
選挙が行われるのは衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区。
それぞれ自民党が議席を有していた選挙区だが、
長崎は北村誠吾元地方創生担当大臣が任期途中で死去したことに伴い、
徳島・高知は高野光二郎参院議員が元秘書に暴力を振るい引責辞任したことを受けて、補選が実施される。
どちらも保守層が強い地盤であり、与党有利に運んでいるかと思いきや、
永田町では野党候補が与党候補を追い上げている、そ
れどころか追い抜いてリードしているような情勢調査結果が出回り始めている。
長崎4区補選について流れているのは、9月16日から18日にかけて実施されたという自民党情勢調査。
自民から立候補を表明している金子容三氏が38.5%の支持を集めているのに対し、
立憲から立候補する予定の衆院議員、末次精一氏が36.0%と、自民候補にわずか2.5ポイント差まで詰め寄っている。
金子氏は金子原二郎元農水大臣(2022年に政界を引退)の長男で、
その地盤も引き継いでいるはずだが、なぜここまで差を縮められてしまったのか。
永田町関係者は「長崎では去年2月に実施された知事選で保守分裂が起き、
北村氏は現職で4選を目指した中村法道氏を応援したが、
金子原二郎氏は中村氏の政治手腕を疑問視し、新人で当時30代だった大石賢吾氏を支援。
その結果、大石氏がわずか541票差で勝利し、
それ以来、北村陣営は金子氏に対して恨みを抱いている」と解説する。
また、北村氏も存命の2021年衆院選の際、大臣の頃に不安定な国会答弁が続いたことから、自民党長崎県連が北村氏ではなく県議を公認しようとしたという経緯もある。
結局、長崎県連は北村氏の公認を決めたが、衆院選では今回の補選も出馬する末次氏にわずか391票差まで迫られた。
今も長崎4区で自民党は一枚岩とは言えず、その隙を野党候補が狙う形になっているようだ。
1/2ページ
【関連記事】