新型コロナ 5類移行後2番目の多さ インフルエンザにも注意
新型コロナの感染状況について、9月10日までの1週間、
1医療機関あたりの平均の患者数は18.92人と、
『5類』に移行してこの発表方法になってから2番目の多さとなりました。
県は「インフルエンザとともに学校を中心に感染が拡大している」と注意を呼びかけています。
県は9月4日から10日までの1週間に、
県内38の指定医療機関からの報告をもとにした定点把握による新型コロナの感染状況を発表しました。
それによりますと、患者数はあわせて719人で、1医療機関あたり平均で18.92人でした。
前の週と比べて3.37人増え、6週連続で平均15人を超える水準となりました。
全体の患者数の半数以上を「10代まで」が占めていて、
13日までの3日間で学校などで17件のクラスターが発生し、あわせて226人の感染が確認されました。
保健所の管内別では、
浜田保健所管内が31.6人と最も多く、
出雲保健所管内が26.89人、
雲南保健所管内が19人、
松江保健所管内が17人、
隠岐保健所管内が12.5人、
益田保健所管内が6.6人、
県央保健所管内が5.67人となっています。
11日の時点で、県内の医療機関に入院しているのは159人で重症者はいません。
病床使用率は50.6%となっています。
一方、県内ではインフルエンザの感染も増加傾向にあり、9月10日までの1週間、38の指定医療機関からの報告をもとにした定点把握では、1医療機関あたりの平均の患者数は2.29人と前の週の1.5倍以上に増えています。
県感染症対策室は、「新型コロナもインフルエンザも学校を中心に増えていて学級・学校の閉鎖が相次いでいる。冬に向けて同時流行を防ぐため改めて感染対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
私のコメント : 令和5年9月24日、島根県では、島根県知事による、ご配慮のもとに、令和5年島根県感染症対策室からも、「新型コロナもインフルエンザも学校を中心に増えていて学級・学校の閉鎖が相次いでいる。冬に向けて同時流行を防ぐため改めて感染対策を徹底してほしい」と呼びかけていました。