モロッコ地震、死者2000人超 被害全容分からず、救助活動続く

9/10(日) 7:21 共同通信 配信より

モロッコ地震、死者2000人超 被害全容分からず、救助活動続く(共同通信) - Yahoo!ニュース 配信より

9日、モロッコ中部マラケシュ南方の村で避難する住民たち(AP=共同)

 【カサブランカ共同】北アフリカ・モロッコ中部で8日深夜(日本時間9日朝)に発生したマグニチュード(M)6.8の地震で、内務省は9日深夜、死者が2012人、負傷者が2059人に上ったと発表した。

被害の全容は分かっておらず、犠牲者はさらに増える可能性がある。負傷者のうち重傷は1404人。 

【写真】地震後、路上に避難するカサブランカの人たち

モロッコメディアによると、軍や救急隊が被災地に入り捜索や救助を継続。

倒壊した家屋に閉じ込められた市民を多数助け出した。

震源地の中部アルハウズ県などは山間部に位置しており、活動は難航しそうだ。道路ががれきなどでふさがれている場所もあるという。  

モロッコ王室は9日、3日間の服喪期間を宣言、国家機関の建物に半旗を掲げるよう指示した。  

モロッコ在住の日本人も地震の影響を受けた。

マラケシュ在住の岩間ひかるさん(43)は、経営するホテルの壁に亀裂が入ったのを確認したという。

揺れが収まった後も長時間、市民が建物から離れ路上に避難しており、

「余震が怖くて建物に戻りたくないのかもしれない」と共同通信の電話取材に語った。

最終更新:9/10(日) 11:47 共同通信

私のコメント :  令和5年9月10日、北アフリカ・モロッコ中部で8日深夜(日本時間9日朝)に発生したマグニチュード(M)6.8の地震で、内務省は9日深夜、死者が2012人、負傷者が2059人に上ったと発表した。被害の全容は分かっておらず、犠牲者はさらに増える可能性がある。モロッコ王室は9日、3日間の服喪期間を宣言、国家機関の建物に半旗を掲げるよう指示した。 モロッコ在住の日本人も地震の影響を受けた。
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「ホテルが崩れて死ぬ」 モロッコを新婚旅行中、地震に遭った日本人

9/9(土) 21:30 朝日新聞 配信より

「ホテルが崩れて死ぬ」 モロッコを新婚旅行中、地震に遭った日本人(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

モロッコ中部で8日夜に起きたマグニチュード(M)6・8の地震は、世界文化遺産のある観光地マラケシュと、周辺の広大な山間部を襲った。

日本人を含む旅行者や住民に混乱が広がっている。

被害の全容は見えておらず、死傷者はさらに増える可能性がある。 

【写真】地震翌日の9日、マラケシュの旧市街ではブルドーザーを使ったがれきの除去作業が始まっていたという=被災男性提供  

新婚旅行でモロッコに着いた初日、東京都の会社員男性(34)と会社員女性(33)は、マラケシュ旧市街のホテルで休んでいた。  

眠りにつこうとしたそのとき、「ドンッ」という衝撃があり、ミシミシという音とともに1分間ほど大きな揺れが続いた。

2人は枕で頭をおおったが、男性は「ホテルが崩れて死ぬ」と思った。

地震が襲った時の様子を朝日新聞の電話取材にそう語った。

朝日新聞社

最終更新:9/9(土) 22:56 朝日新聞デジタル