
水田圃場(ほじょう)で、研究者から説明を受ける秋篠宮家の長男悠仁さま。9月6日で17歳を迎えた=2023年8月2日午前、茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構、宮内庁提供
秋篠宮家の長男悠仁さまが6日、17歳の誕生日を迎えた。
現在、筑波大付属高校2年生。
宮内庁によると、学校の活動をはじめ、外国王室との交流や地方公務、
トンボ類と生息環境の調査や稲の交配実験後の経過観察などをしているという。
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6月には、学校行事として筑波大の生物系の研究室を訪問。農作物に関わりのある昆虫の研究を見学したり、
顕微鏡をのぞいたりした。
バドミントン部では、自主練習をすることもあり、1年生にアドバイスするなど積極的に取り組んでいる。
学習面では休み時間に担当教員に質問したり、クラスメートと課題の解き方を教え合ったりするなど、楽しみながら学んでいるという。
7月には初めて地方公務に臨み、秋篠宮さまの振る舞いを間近で見て「学ばれるところが大きかった」(皇嗣職)。
夏休みには、紀子さまと訪れた2019年に続き、茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構を訪問。
水田圃場(ほじょう)や果樹園で、研究者から説明を受けた。
今年も、幼稚園の頃から続けている野菜作りのほか、水田ではうるち米やもち米を作っている。
来年9月に成年を迎えるが、学業を考慮し、成年式は25年春の高校卒業以降に実施するという。
(多田晃子)
朝日新聞社
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