小沢一郎氏「達増知事と力を合わせる」地元・岩手県知事選の「側近」現職5選をXで報告
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小沢一郎氏「達増知事と力を合わせる」地元・岩手県知事選の「側近」現職5選をXで報告(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
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立憲民主党の小沢一郎衆院議員は3日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同日に投開票された地元の岩手県知事選で、自身に近い達増拓也知事が5度目の当選を果たしたことを報告した。
【写真】岩手県知事選で達増拓也知事の5選を後押しした小沢一郎氏(2018年12月撮影)
開票終了前の投稿で「このたび達増拓也候補の岩手県知事選での当選が確実になりました。この間の皆様の御支援に対し、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。彼の実績と未来を見据えた公約が支持されたものと認識しております。素晴らしい岩手を目指し、達増知事と力を合わせ、全力で取り組んで参ります。小沢一郎」とつづった。
達増氏は、小沢氏や立民など野党各党の支援を受け、自民、公明両党が支援した元地元局アナウンサーで元県議の新人、千葉絢子氏(45)をやぶった。
岩手は「小沢王国」と呼ばれ、小沢氏が強固な地盤を築いてきた。しかし小沢氏は2021年衆院選で、これまで無敗を続けた小選挙区で初めて敗れ比例復活となったほか、昨年の参院選では、小沢氏の側近の現職が自民新人の広瀬めぐみ氏に敗れ、参院岩手選挙区で30年ぶりに自民党に議席を奪われるなど、地元での影響力に陰りもみえていた。
達増氏は、衆院議員時代から長年、小沢氏と行動をともにしてきた側近。知名度など現職の強みを生かし支持を広げた。今回の県知事選の結果は、小沢氏の影響力や「王国」の今後を左右するとみられ、小沢氏は告示前から地元に入って活動を続けてきたほか、スニーカー姿で街頭に立って支持を訴え、「小沢王国の最後の砦(とりで)」といわれた達増氏の5選を、後押しした。
午後8時の投票締め切りと同時に、5選の当確が出た達増氏は、報道陣の取材に「オール岩手の広がりで選挙戦を進めることができた。あらためて初心に帰って新鮮な気持ちを持ちながら、素晴らしい岩手県民といっしょに仕事をしていきたい」などと、抱負を述べた。
また、9月1日に達増氏の応援に入った立民の蓮舫参院議員は3日夜、Xに「多くのご支援に感謝です。引き続き、岩手のために!」と投稿した。
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