【周南市】[徳山駅]「のぞみ」停車本数増加を! 3市長、議長、各会頭がJRに要望書

配信より
 

政治周南市

要望書を持つ広岡支社長(左)と藤井市長ら

在来線最終列車の下松止まり改善も

 山口県周南市のJR徳山駅に停車する新幹線「のぞみ」の本数増を求めて28日、同駅で周南3市の市長や市議会議長、4商工会議所会頭連名の要望書が、JR西日本の広岡研二広島支社長に手渡された。広岡支社長は「ニーズはよくわかった。要望に応じて検討していく」と答えたという。

 徳山駅では今春のダイヤ改正で「のぞみ」の本数が上下線合わせて15本から9本に減った。周南市議会ではのぞみ停車本数の増便を求める要望決議が全会一致で採択された。要望書では同決議や4商工会議所の新幹線利用者アンケートに基づいて「山口県の都市構造に配慮したダイヤ編成」と「早朝、夜間ののぞみ停車本数増加」を求めた。

 要望書は藤井律子周南市長、玉井哲郎下松市副市長、吉本英夫光市副市長▽原田康宏徳山商工会議所会頭、赤坂徳靖新南陽商工会議所会頭、弘中善昭下松商工会議所会頭、東日出夫光商工会議所会頭▽長嶺敏昭周南市議会議長、金藤哲夫下松市議会議長、木村信秀光市議会議長がそろって持参し、広岡支社長ら同社幹部とは非公開で懇談した。

 懇談後、各社の取材に藤井市長が懇談の様子を説明し「地元事業者から要望の多い徳山駅を朝6時台、7時台に出発するのぞみや、徳山駅に21時台、22時台に到着するのぞみを増加してほしいと強く要望した」と説明。

 光市の吉本副市長は最終の徳山駅下りのぞみの在来線接続列車が下松駅止まりであることを指摘し「柳井駅止まりまで延長してほしい」と求めたことを明らかにした。