「ミラノ万博」
日本館の展示概要が決定

2014/11/10

2015年にイタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博、5月1日~10月31日)開幕まで約半年となった11月5日、東京・港区の日本貿易振興機構(ジェトロ)で日本館(幹事省=農林水産省、経済産業省 副幹事省=国土交通省 参加機関=ジェトロ)の展示概要について記者発表が行われた。同博のテーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」。

 

冒頭、加藤辰也日本政府代表は「日本館は計画通り建築が進んでいる。鉄道の新駅など、会場周辺のインフラも整備されつつあり、現地の万博ムードも高まっていくだろう」と報告した。また、来年は同博開催に加え、日本・EUの経済連携協定の実質合意が予想され、さらに2016年は日・伊の修好通商条約締結から150周年を迎え、記念イベント開催など、ますます文化・人的交流が活発になると示唆した。
各コーナーのイメージ図
   

日本館の内藤純展示プロデューサー(電通 イベ

ント&スペース・デザイン局 局長)は、目の肥えた来場者にも感動体験を提供すべく、世界で活躍する日本のトップクリエーターに参画を求め、展示事業者は乃村工藝社と丹青社のコンソーシアムで臨むと明かした。

 

館内では「ハーモニー」や「ダイバーシティー」「レガシー」「イノベーション」などのテーマごとにコーナーを設け、最新の映像技術などで五感・インタラクティブ体験を可能とする。日本館の出展テーマ「Harmonious Diversity-共存する多様性-」の下、“食を巡る遥かなる旅”を来場者に届ける。また、マンガ・アニメーションやファッションなどクールジャパンの魅力を発信。さらにライブ・パフォーマンスショーが楽しめる参加型シアターも展開する。

 


左から加藤代表、奈良氏、杉山登士樹広報・行催事プロデューサー

日本館2階のレストランとフードコートに隣接するイベント広場では、会期中、地方自治体や各協会、NPO法人など約40団体が、日本の食や伝統・文化を紹介する催事を行う。

記者発表には、初回のイベント(5月1~5日)を行う裏千家今日庵業躰の奈良宗久氏が出席し内容について説明した。

 

「茶の湯-日本文化のポータルサイト」と題し、ステージには茶室空間の一部を再現。

 

参加者には実際に茶と菓子を振る舞い、茶道を実体験する機会を提供する。

 

奈良氏は「世界に誇れる精神文化を、多くの人に紹介できることをうれしく思う。単なる飲食ではなく、もてなしの心を感じてほしい」と語った。

 

日本館公式サイト:www.expo2015.jp

 

関連記事:
2015年 ミラノ万博 日本館で自治体などが「食」のイベントを計画[2014.08.12]
ミラノ万博の日本館レストラン運営事業者決まる[2014.06.17]

・・・・・・・・・・・・・・・・・

大阪万博、街で勝手に盛り上げ demoexpo花岡代表理事

関西のミカタ

関西タイムライン

 

 [会員限定記事]

 

大阪万博、街で勝手に盛り上げ demoexpo花岡代表理事 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

配信より

 

■開幕まで600日を切った2025年国際博覧会(大阪・関西万博)。パビリオンの着工遅れなど後ろ向きな話題も目立つが、万博を街から勝手に盛り上げたいと「非公式」の機運醸成に取り組む団体がdemoexpo(デモエキスポ、大阪市)だ。

 

万博に関心がある人が集う「EXPO酒場」など様々なプロジェクトを仕掛ける。

 

万博誘致の段階から動いてきた代表理事の花岡さん(42)を突き動かすのは「怒り」だという。

 

18年...

 

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1284文字

 

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

 

有料会員に登録する無料会員に登録するログインする

 

私のコメント :  令和5年8月30日、2015年にイタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博、5月1日~10月31日)開幕まで約半年となった11月5日に、東京・港区の日本貿易振興機構(ジェトロ)では、日本館(幹事省=農林水産省、経済産業省 副幹事省=国土交通省 参加機関=ジェトロ)の展示概要について 記者発表が行われている。

 

一方、日本での開幕まで600日を切った2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の話題。パビリオンの着工遅れなど後ろ向きな話題も目立つ。そのためか、万博を街から勝手に盛り上げたいと「非公式」の機運醸成に取り組む団体がある。

 

demoexpo(デモエキスポ、大阪市)だ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミラノ国際博覧会 (2015年)

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 配信より

 

EXPO ミラノ 2015
概要
BIE区分 Universal
区分 国際博
名称 ミラノ国際博覧会
標語 地球に食料を、生命にエネルギーを
面積 200ヘクタール (490エーカー)
観客数 22,200,000人
出展者
国数 145
団体数 17
ビジネス参加 21
会場
イタリア
都市 ミラノ
会場 Milan-Rho
座標 北緯45度31分7秒 東経9度6分24秒座標北緯45度31分7秒 東経9度6分24秒
経緯
選出 2008年3月31日
初日 2015年5月1日
最終日 2015年10月31日
Universal
前回 上海国際博覧会上海
次回 ドバイ国際博覧会ドバイ
テーマ型博覧会
前回 麗水国際博覧会麗水市
次回 アスタナ国際博覧会アスタナ
園芸博覧会
前回 フェンロー国際園芸博覧会フェンロー
次回 アンタルヤ国際園芸博覧会(アンタルヤ
インターネット
ウェブサイト expo2015.org

ミラノ国際博覧会(ミラノこくさいはくらんかい、milanoexpo-2015)は、2015年5月1日から10月31日までイタリアミラノで行われた国際博覧会

「登録博」に区分されており、総合的なテーマを扱う大規模博覧会として実施された。

ミラノでの開催は1906年以来109年ぶりであった。

博覧会の概要[編集]

総合的な大規模国際博覧会(登録博)の2010年開催地が上海に決定し、またその前の2005年国際博覧会も日本愛知県と2回連続アジアでの開催となった。

2010年の登録博覧会開催に立候補していた韓国麗水市は、その後小規模で専門的な認定博として2012年に開催(麗水国際博覧会)することが決まったため、2015年については事実上アジア以外での開催が事前に決定していた。

2008年3月31日に行われたBIE総会で投票が行われ、ミラノがもう一つの立候補地であるトルコイズミルを86対65で破り開催地に決定した。

博覧会テーマは、「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding The Planet, Energy For Life)」である。飢餓食料安全保障生物多様性の理念のもとに制定された。

  • 2015年ミラノ国際博覧会の概要
    • 開催地    イタリア共和国ミラノ市郊外
    • 会期     2015年5月1日~10月31日(184日間)
    • 会場面積   110ha
    • 想定入場者数 約2,000万人
    • 想定参加国等 140ヶ国

開会式[編集]

開会式に先立ち前夜祭が4月30日夜21時(現地時間)に大聖堂広場で行われ、アンドレア・ボチェッリとオーケストラ演奏によるガラコンサートで開幕した。

開会式は翌1日に万博会場で開かれ、博覧会国際事務局(BIE)のフェルディナンド・ナジ議長、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領ら多数の要人らが出席し、イタリア空軍のアクロバットで開幕を祝った。

閉会式[編集]

閉会式は10月31日午後6時(CET)より万博会場で開催。

BIE旗がジュリアーノ・ピザピーアイタリア語版)ミラノ市長からBIEのナジ議長、ロセルタレス事務局長に手渡され、2020年ドバイ万博代表に手渡された。

マウリツィオ・マルティーナイタリア語版)農林政策大臣は「ミッションが終わった」と挨拶、マッタレッラ大統領が閉会を宣言し花火で幕を下ろした。

入場者数[編集]

この半年間、目標であった2000万人を10月に達成。184日間の期間中、約2220万人が来場した。

ミラノ万博月別入場者数
入場者数(百万人)
5月 2.7
6月[1] 3.4
7月[2] 2.8
8月[3][4] 3.5
9月[5] 4.5
10月 5.3
総計 22.2

日本政府の公式参加[編集]

ミラノ国際博覧会への参加については、平成24年(2012年)3月27日の閣議了解により、農林水産省経済産業省を幹事省、国土交通省を副幹事省とし、独立行政法人日本貿易振興機構を参加機関として公式参加する旨が決定された。

以下、省略しています。