山口県上関町の中間貯蔵施設調査受け入れ 近隣柳井市長は「慎重に対応したい」
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上関町が建設に向けての調査を容認した使用済み核燃料の中間貯蔵施設についてです。上関町と地理的に近い柳井市の井原市長は「詳細な説明がない状況で、慎重に対応したい」としました。
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一方、市内の離島、平郡島の自治会などは反対するよう市に要望しました。 井原健太郎柳井市長 「(国や中国電力から)詳細にわたった説明というものがない状況でありますので、そのあたりは今後しかるべき時に、さまざまな説明を受けていきたいと思いますが、いずれにしても市としても、慎重に対応していきたいと考えております」 定例会見での報道陣の問いかけに井原市長が答えました。 柳井市から地理的に近い上関町は、8月18日の町議会で、中国電力から提案された中間貯蔵施設の建設に向けた調査について、受け入れる考えを表明しました。 中間貯蔵施設は原発から出た使用済みの核燃料を一時的に保管するもので、財源確保につながる一方、安全性の不安などから町内でも賛否が分かれています。 きょうは柳井市の離島・平郡島の自治会長ら2人が市役所を訪れ、中間貯蔵施設に反対するよう呼びかける趣旨の要望書を市長に手渡しました。 柳井市平郡東連合自治会 鈴木喜義会長 「(上関町の)自分たちの財政のことしか考えずに、地域の住民(のことを考えることや)、海はつながっていますし、空もつながっています。上関も平郡も違わないと思います」 井原健太郎 柳井市長 「要望を持って、どうこうというのはありませんけど、いろんなご意見を蓄積していく中で、また、柳井市としての考え・方向性も定まっていくのかなと思います」 自治会などはすでに、村岡知事にも同様の要望書を郵送したということです。
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元議員と新人の争いとなった衆議院山口2区の補欠選挙は自民党の新人で公明党が推薦した岸信千世氏が初めての当選を果たしました。
衆議院山口2区の補欠選挙の開票結果です。
▽岸信千世、自民、新、当選、6万1369票。
▽平岡秀夫、無所属、元、5万5601票。
自民党の新人で公明党が推薦した岸信千世氏が初めての当選を果たしました。
岸氏は東京 港区出身の31歳。大学を卒業後、民放の記者を経て衆議院議員だった父親の秘書を2年余り務めました。
選挙戦で岸氏は安全保障の強化や人口減少対策の必要性などを訴えました。
そして自民党や推薦を受けた公明党の支持層を固めたほか支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。
2区の確定投票率は42.41%で前回・2年前の衆議院選挙を9.20ポイント下回り、過去最低となりました。
岸信千世氏は「皆様のおかげで素晴らしい結果になった。選挙戦を通じて国や山口県が抱える課題というものを改めて深く再認識した。真摯に結果を受け止めて全力で国と県の課題に取り組んでいきたい」と述べました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230816/09/trainbridge1/01/c2/j/o0640048015325862613.jpg?caw=800)