台風６号 ９日夜遅くからから１０日午前中にかけ最接近か
台風６号 ９日夜遅くからから１０日午前中にかけ最接近か｜NHK 山口県のニュース
台風６号は、９日夜遅くから１０日の午前中にかけて、山口県に最も接近する見込みで、気象台は、暴風やうねりを伴った高波、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
日中の明るいうちに備えを進め、安全な場所で過ごすようにしてください。
下関地方気象台によりますと、台風６号は、鹿児島県屋久島の海上を北寄りに進んでいて、９日夜遅くから１０日の午前中にかけて山口県に最も接近する見込みです。
このため、県内では、海上を中心に９日夜のはじめごろから非常に強い風が吹き、日本海側では、９日昼過ぎからうねりを伴ってしけ、瀬戸内海では、９日夜のはじめごろから警報級の高波になる見込みです。
９日の最大風速は、日本海側と瀬戸内側で２０メートル、陸上で１８メートル、最大瞬間風速はいずれも３０メートルと予想されています。
また、１０日の最大風速は、日本海側と瀬戸内側で２０メートルから２４メートル、陸上で１５メートルから１９メートル、最大瞬間風速は、いずれも２５メートルから３５メートルと予想されています。
波の高さは９日・１０日ともに、日本海側で５メートル、瀬戸内側で３メートルと予想され、うねりを伴う見込みです。
また、台風本体の発達した雨雲が中心付近よりもやや離れた所に位置しているため、激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
１０日夕方までの２４時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、中部と東部で１００ミリから２００ミリ、西部と北部で１００ミリから１５０ミリと予想されています。
気象台は、暴風、うねりを伴った高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけています。
また、高潮、落雷、竜巻などの激しい突風にも注意して下さい。