「9波といえば、9波にある」丸山島根知事、コロナ感染拡大で防止徹底を呼び掛け

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「9波といえば、9波にある」丸山島根知事、コロナ感染拡大で防止徹底を呼び掛け(山陰中央新報) - Yahoo!ニュース

 

丸山達也知事(資料)

 

 全国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、

 

島根県の丸山達也知事が28日、現状について「9波といえば、9波にある」との認識を示し、

 

お盆の帰省シーズンを前に感染防止の徹底を県民に呼びかけた。

 

  【グラフ付き】島根、鳥取の感染者数の推移

 

 丸山知事は一方で「県内で医療逼迫(ひっぱく)が起きていないかどうかで捉えることが重要だ」とも述べ、

 

感染者数だけでなく医療提供体制を把握する必要性を示した。

 

感染症対策室によると、今月25日時点の県内のコロナによる入院者は104人で、

 

大半は軽症者が占めており、直ちに医療逼迫が起こる状況にはないという。  

 

定点医療機関から寄せられる感染者数は1定点当たり10・68人(7月17~23日)で、

 

5類移行後初めて10人を超えた。

 

これは、1日当たり約450人の感染者を確認した昨年11月上旬と同水準で、

 

今後、過去最大だった第8波に相当する感染拡大につながる恐れがあるとみている。

 

年代別では10歳未満と10代が多く、家庭内で30、40歳代の保護者へ広がる傾向にある。  

 

県は感染防止策として、手洗いと手指消毒、人の多い場所でのマスク着用を求め、

 

エアコン使用時は30分~1時間に1回の換気を推奨。

 

同対策室の田原研司室長は「今後の拡大によっては医療逼迫の危険も増える。

 

感染防止策と日々の健康管理を意識して過ごしてほしい」と話した。

 

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