京都・祇園祭、夏空のもと山鉾巡行 稚児のしめ縄切りに大きな歓声

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京都・祇園祭、夏空のもと山鉾巡行 稚児のしめ縄切りに大きな歓声(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

辻回しをする函谷鉾=2023年7月17日午前10時58分、京都市中京区、新井義顕撮影

 

日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭で前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市内であった。

 

豪華な懸装品(けそうひん)で「動く美術館」と称される23基の山鉾が、

 

強い日差しに照らされながら都大路を悠々と進んだ。

 

  【写真】祇園祭・前祭で、山鉾巡行の先頭を進む長刀鉾=2023年7月17日午前、京都市中京区、白井伸洋撮影  

 

午前9時ごろ、先頭の長刀鉾(なぎなたほこ)が四条烏丸を出発した。

 

道中で稚児の瀧(たき)光翔(ひかる)さん(11)が、

 

神域との結界とされるしめ縄を一太刀で切ると、沿道から大きな歓声が上がった。  

 

四条河原町などの交差点では、山鉾の車輪の下に青竹を敷き、向きを90度変える豪快な「辻回し」が披露された。

 

京都府警によると、午前9時30分時点の人出は約4万人。  

 

祇園祭は今年、新型コロナ対策の様々な制限が無くなり、

 

八坂神社の神輿(みこし)が氏子地区を練り歩くなど4年ぶりに本来の形に戻った。

 

24日には11基の山鉾が参加する後祭の山鉾巡行がある。

(西田健作)

 

朝日新聞社

 

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