6月末からの大雨による被害は現時点でおよそ130億円に 村岡知事などが国に激甚災害に指定するよう要望
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6月末からの大雨による被害は現時点でおよそ130億円に 村岡知事などが国に激甚災害に指定するよう要望(KRY山口放送) - Yahoo!ニュース
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KRY山口放送
6月末からの大雨による被害は現時点でおよそ130億円に上っています。
村岡知事は東京の内閣府などを訪れ、激甚災害に指定するよう要望しました。
村岡知事は内閣府を訪れ星野剛士副大臣と非公開で面会しました。
先月末からの大雨で河川をはじめ公共土木関係などに大きな被害が出ていることから激甚災害に指定するよう要望したということです。
先月30日から今月6日までの被害は県内で600カ所を超えていて河川など公共土木関係の被害額は116億円。 そのほか農林関係などで12億円となっていて今後も積み上がっていく見通しです。
また、知事は13日午後4時ごろ、鉄道などを所管する国交省の斉藤鉄夫大臣とも面会しました。 JR美祢線は13年前の災害に続き、再び流失しました。 JR西日本は、美祢線の収支をここ3年で平均4億6000万円の赤字としています。
村岡知事は斉藤大臣に対し今回の被害で「廃線の議論」が進まないよう、JR西日本に指導すること、復旧のための財政支援を行うよう要望しました。
(村岡知事) 「美祢線は50キロ近くあり全体からすると1%にも満たない非常に限られた区間ですので、これが被災したからといってすぐに廃止をすると、そうした議論に結びつけるということはやめていただきたいということを申し上げた」
「鉄道のあり方の議論と、それから復旧の議論とは別物であるということでそこはちゃんと分けてですね、 対応しなければいけないJRにしっかり伝えていくという 話をいただきました」
13日要望した激甚災害の指定は九州や島根などの被害を含めたものです。
指定されると復旧費などに充てられる国庫補助金が1~2割程度、かさ上げされます。
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