〔東京外為〕ドル、143円台後半=日経平均大幅安で下げ加速(6日午後3時)

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〔東京外為〕ドル、143円台後半=日経平均大幅安で下げ加速(6日午後3時)(時事通信) - Yahoo!ニュース

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 6日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の大幅安を受けたリスク回避に伴うドル売り・円買いの動きに下げ足を加速、1ドル=143円台後半に下落している。

 

午後3時現在は、143円70~75銭と前日(午後5時、144円43~44銭)比73銭のドル安・円高。  

 

きょうの東京時間は午前9時時点で144円50銭近辺で取引された。仲値に向けては国内輸出企業のドル売り・円買いが散見されたほか、日経平均の下落を眺めた手じまい売りも膨らみ、正午にかけては144円台前半に下押した。  

 

午後に入ると、日経平均の下げ幅が一時700円を超えたことで、ドル売り・円買いの動きが一段と強まり、午後2時すぎには144円台を割り込んだ。その後もドル売りの勢いは止まらず、午後3時前には143円70銭台まで下押した。  

 

この後の相場展開については、根強い日米金利差拡大観測などを背景に「欧州勢による買い戻しなどがみられるのではないか」(FX業者)との声も聞かれる。  

 

ただ、日本時間今夜には6月のADP全米雇用報告などの米経済指標の発表を控えていることから、「様子見姿勢が広がる可能性もある」(国内証券)と見方もあり、ドル円の戻りは鈍そうだ。  

 

ユーロは正午に比べ対円で下落、対ドルは小動き。午後3時現在は、156円00~05銭(前日午後5時、157円23~25銭)、対ドルでは1ユーロ=1.0853~0853ドル(同1.0886~0887ドル)。

 

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