タイ航空機の主翼先端損傷か 羽田空港、エバー機と接触

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タイ航空機の主翼先端損傷か 羽田空港、エバー機と接触(共同通信) - Yahoo!ニュース

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羽田空港でエバー航空とタイ航空の機体が接触した事故で、

 

タイ航空機の右主翼の先端にあるウイングレット(翼端板)が損傷していたことが10日、

 

目撃した乗客への取材で分かった。

 

エバー航空機の損傷状況を含め、国土交通省が確認を進めている。

 

  【動画】羽田で航空機同士接触 滑走路1本閉鎖

 

事故で滑走路の一つが約2時間にわたり閉鎖。

 

全日空や日航など他の航空会社の発着便にも遅れが出た。  

 

国交省によると、誘導路付近で出発待機中のエバー航空機の後ろを

 

タイ航空機が通過する際に接触した可能性がある。  

 

タイ航空機には乗客乗員約260人、エバー航空機に約200人が乗っていた。

 

東京消防庁によると、けが人の情報は入っていないという。

 

最終更新:共同通信

 

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エバー航空

 

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エバー航空
Eva Airways
長榮航空
EVA Air, Boeing 787-9, B-17881 NRT (32364156397).jpg
IATA
BR
ICAO
EVA
コールサイン
EVA
法人番号 5700150005005 ウィキデータを編集
設立 1989年4月7日
ハブ空港 台湾桃園国際空港
台北松山空港
焦点空港 高雄国際空港
スワンナプーム国際空港
マイレージサービス 無限萬哩遊(Infinity MileageLands)
会員ラウンジ エバー航空ラウンジ(EVA Air Lounge)
航空連合 スターアライアンス
親会社 エバーグリーン・グループ
保有機材数 81機
就航地 77都市
本拠地 中華民国の旗 台湾
桃園市蘆竹区新南路
代表者 林寶水
外部リンク http://www.evaair.com/
備考

日本支社所在地
東京都港区高輪2丁目15番13号
エバーグリーンビル2階

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長栄航空公司
EVA AIR headquarters 2016

エバー航空の本社

各種表記
繁体字 長榮航空公司
簡体字 长荣航空公司
拼音 Chángróng Hángkōng Gōngsī
注音符号 ㄔㄤˊ ㄖㄨㄥˊㄏㄤˊㄎㄨㄥ ㄍㄨㄥ ㄙ
発音: チャンロンハンコンゴンスー
日本語漢音読み ちょうえいこうくうこうし
英文 EVA Airways
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エバー航空(エバーこうくう、EVA Airways長榮航空)は、台湾航空会社。イギリス・スカイトラックス社による航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を得ている。

概要[編集]

1989年4月7日に、民間航空会社として大手海運会社長栄海運(エバーグリーン・マリン)を中心とする会社グループの長榮集団張榮發により設立[1]1991年7月1日に営業を開始した。親会社の名称はエバーグリーンだが、既存のエバーグリーン航空(アメリカ合衆国)との混同を避けるため、「エバー航空 (Eva Airways) 」とした。なお、無線でのコールサインは「イーヴァエア (Eva Air) 」、または「イーヴァ(Eva)」である。(日本空港での英語でのアナウンス時には、イー・ヴィ・エー・エアと発音)。開業時の客室乗務員などサービス部門の教育は全日本空輸(ANA)を参考にした[2]

日本路線は、成田国際空港東京国際空港関西国際空港中部国際空港新千歳空港旭川空港函館空港青森空港仙台空港小松空港松山空港福岡空港那覇空港の12都市、13空港へ乗入れている。また、青森空港、松山空港を除く日本を発着、経由する便が、ANAとの共同運航便となっている[注 1]

エバー航空は2012年3月29日にスターアライアンスへの加盟が議決され[3][4]2013年6月18日に正式加盟となった[5]チャイナエアラインスカイチーム加盟表明以前からスカイチーム各社と提携してきたため、エバー航空も同様にスターアライアンス加盟表明以前からスターアライアンスやワンワールド各社と提携する傾向にあった。具体的には、コンチネンタル航空(現・ユナイテッド航空)、ANA、エア・カナダUSエアウェイズ中国国際航空アシアナ航空の各社と、マイレージの提携や共同運航などのサービス面での協力提携を行っている[注 2]ほか、ブリティッシュ・エアウェイズルフトハンザドイツ航空貨物輸送の協力提携を行っていた。

 

航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [6]

2007年3月ドイツエアロインターナショナル誌においては、過去16年間 一度も死亡・航空機損失事故を起こしていないとして、最も安全な航空会社のうちの1社と評価されている[7]。エバー航空は、民主進歩党への政権交代を終えた2016年6月15日、イギリスの調査会社スカイトラックス(SKYTRAX)との合同発表で、エアライン・スター・ランキングで最高評価「5スター」を獲得したと発表。世界で8社目の5つ星認定航空会社となり、台湾の航空会社でははじめて、5つ星認定を獲得した。

サンリオと提携[編集]

ハローキティチェックインカウンター
(桃園国際空港 第2ターミナル)

張國煒#サンリオ」も参照

 

2005年サンリオ側が機内販売でのグッズ取扱を打診したが、当時の総経理(CEO)だった創業者四男の張國煒が機体のラッピングやアメニティグッズへの全面展開を主張し、大掛かりなものとなった[8]

 

航空会社として初めてサンリオと提携[9]し、ハローキティ塗装アメニティを施した「ハローキティジェット」を2005年に導入し、2機体制で主に日本路線に使用していた。空港のチェックインカウンターにも客室乗務員姿のハローキティが大きく描かれ、機内では離陸するとキティグッズ(トランプ等)が搭乗記念に配られていた。これらは2008年10月に全ての提携運航を終了した(機体の塗装は2009年3月頃には通常塗装に戻された)。

 

2011年に就航20周年を記念し、新たに導入されたエアバスA330-300型機の3機を「ハローキティジェット」として、台北/桃園 - 札幌/新千歳線(同年10月31日〜)・台北/桃園 - 福岡線・台北/桃園 - ソウル/仁川線・台北/桃園 - 東京/成田線(3路線は同年内〜)に投入させると発表した[10]。最初の1機目は予定通り同年10月31日から、2機目は同年12月7日の台北/桃園 - 福岡線から、3機目は同年12月24日の台北/桃園 - 札幌/新千歳線でそれぞれ投入開始。

 

その後の市場で高評価を得ていることから、エアバスA330-200型機の2機を「ハローキティジェット」として、新たに台北/松山 - 東京/羽田線・台北/松山 - 上海/虹橋線の2路線を追加させた[11]。4機目は2012年5月23日に台北/桃園 - 香港[12]、5機目は同年6月22日に台北/桃園 - 東京/成田線でそれぞれ投入開始[13]

 

更にボーイング777-300ER型機の1機を「ハローキティジェット」として、台北/桃園 - ロサンゼルス線の一部に2013年9月18日から投入開始した[14][15][16]。2014年10月29日からは、台北/桃園 - パリ シャルル・ド・ゴール線にも週4便のうち週2便へ導入した[17]。2015年6月19日からは、台北/桃園 - ヒューストン線を週3便で就航開始とともに導入される[18]。2機目は同年6月21日から台北/桃園 - シンガポール線の一部に導入した[19]。なお、これらボーイング777のハローキティジェットは、後述の長距離国際線の間に合いで成田 - 台湾/桃園線・関西 - 台湾/桃園線に入ることもある。

 

2016年11月24日より、エアバスA321の1機(機体番号:B-16205)にサンリオキャラクターのぐでたまを起用した「ぐでたまジェット」塗装となり、成田 - 台湾/桃園線の一部に導入を開始した[20]。なおこの機材は、特別塗装となる前にウィングチップフェンスからシャークレットの取り換えが行われ、特別塗装と同時に垂直尾翼の塗装が新しくなった。2017年6月28日からは、同じエアバスA321の1機(機体番号:B-16207)に「ハローキティ なかよしジェット」塗装となり、関西・沖縄/那覇 - 台北/桃園線へ投入された[21][20]

 

2017年よりエアバスA330-300の初期導入機3機が順次新しいハローキティ塗装へ更新された。「マジックスター」は「バッドばつ丸 ファントラベルジェット」(機体番号:B-16331のまま)になって同年3月4日から、「アップル」はサンリオキャラクターが勢揃いの「ドリームジェット」(機体番号:B-16332のまま)になって4月10日から、「アラウンド・ザ・ワールド」は「パーティージェット」(機体番号:B-16333のまま)になって5月23日からそれぞれ就航した。これら3機は「ぐでたまジェット」の時と同じく、垂直尾翼の塗装は新塗装となった。またバッドばつ丸ジェットは主に台北/桃園 - 成田・福岡・小松線などへ、ドリームジェットとパーティージェットは主に台北/松山 - 東京/羽田線へ投入されている。

就航都市[編集]

(中略)

座席[編集]

  • B777-300ER
    • ローヤル・ローレルクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラス
  • B787-9/-10
    • ローヤル・ローレルクラス、エコノミークラス
  • A330-200/-300
    • プレミアム・ローレルクラス、エコノミークラス
  • A321-200
    • ビジネスクラス、エコノミークラス

機内食[編集]

上位の座席クラスでは、ニューヨーク・タイムズにより「世界の10大レストラン」に選出された鼎泰豊点心がメニューにある。

 

他にはオンライン予約でしか味わえない機内食や、ベジタリアンミール・低刺激ミールなどの機内特別食も用意されている。

 

オンライン予約限定メニューは出発の21日前から24時間前まで、機内特別食はごく一部が3日前であるのを除き、出発の24時間前に予約係員まで申し込むと対応できる。

 

エバー航空の機内食

エバー航空の機内食

上位の座席クラスの機内食

上位の座席クラスの機内食

(中略)

航空事故[編集]
 

2022年8月の時点でエバー航空は、死者や航空機の全損を出す事故は1件も起こしていない。

  • 2005年3月28日 : 乗客251名を乗せた2196便(A330-200型機)は、成田国際空港の近くで乱気流に遭遇した。死者はなく、49名の負傷者が出て病院に搬送された。航空機自体には損害はなかった。空港管制から操縦士に空域悪天情報 (SIGMET) が伝わらなかったためとされるが、ボイスレコーダーなどの記録は残っておらず、原因の詳細は不明のままである。
  • 2008年4月15日 : 901便(MD-90型機)は、台湾桃園国際空港から離陸時に主脚のタイヤの一つ(右側第4輪)がパンクし、車輪の格納庫の扉が滑走路上に落下した。当該機はタイヤの空気圧異常には気付いていたがそのまま目的地である高雄国際空港に向かい、空港上で2回旋回し、地上の管制塔からの目視によりタイヤの状態を確認し、着陸を決行した。着陸時には更に3つのタイヤがパンクし、滑走路上に火花が飛んだ。乗客36名と乗員6名に負傷者はなかった。当該機は子会社であるユニー航空(立栄航空)からのウェット・リースであり、機体、操縦士、客室乗務員はいずれもユニー航空(立栄航空)所属であった。

以下の内容、省略しています。