【速報中 衆参補選 統一地方選】千葉5区・参院大分も自民当確

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配信より

 

衆参5つの補欠選挙と統一地方選挙の後半戦は23日、投票が行われました。このうち元議員と新人のあわせて7人の争いとなった衆議院千葉5区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦する英利アルフィヤ氏の初めての当選が確実になりました。
また参議院大分選挙区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦した白坂亜紀氏の初めての当選が確実になりました。

東京の北区長選挙では、無所属の新人、山田加奈子氏の初めての当選が確実になりました。全国の現職の市長と、23区の区長では最高齢で、6期目を目指した無所属の現職、花川與惣太氏(88)を破りました。

現職に新人が挑んだ北海道 函館市長選挙は、無所属で、立憲民主党が支持した新人の大泉潤氏の初めての当選が確実になりました。大泉さんはタレント大泉洋さんの実兄で注目されていました。

開票速報タイムラインを実施します。注目選挙のいち早い当選確実、出口調査、最新の開票状況を随時更新していきます。

《速報中》

 

00:30ごろ 立民 岡田幹事長「代表 幹事長は続投」

立憲民主党の岡田幹事長は、24日午前0時半ごろ、党本部で記者会見し、衆議院千葉5区と参議院大分選挙区の補欠選挙で公認候補が敗れたことについて「いずれもわずかなところで及ばず、非常に残念だ。党としては全力を挙げていい戦いができたが、結果としては当選が実現せず、頑張っていただいた皆さんに対して非常に申し訳ない」と述べました。その上で、記者団が、今回の衆参5つの補欠選挙で1議席も獲得できなかった結果を受けて、泉代表や岡田幹事長の進退について質問したのに対し「泉代表が責任をとるという話ではない。私も、泉代表から言われないかぎりは幹事長を続けることで、次の解散・総選挙でしっかり結果を出したい」と述べました。

00:30前 公明 石井幹事長「与党としては勝利」

公明党の石井幹事長は、23日午前0時半前、党本部で記者団に対し「もともとの自民党の議席を上回る結果となり、与党としては勝利と言っていいのではないか。今の政権運営に対して、一定の評価をいただいた」と述べました。一方、衆議院和歌山1区で、日本維新の会の候補が勝利したことについては「大阪に隣接している選挙区であり、大阪の影響を大きく受けたのではないか」と述べました。また、今回の選挙結果を受けた衆議院の解散・総選挙の見通しについては「岸田総理大臣が判断することなので、コメントは控えたい」と述べました。

00:30前 自民 茂木幹事長「姿勢が評価された」

自民党の茂木幹事長は、23日午前0時半前、自民党本部で記者団に対し「良い結果を出せた。岸田政権の中間評価として、政権に前向きな評価をいただいた。外交問題や少子化対策など、政権として大きな政策決定を行い、ひとつひとつの課題に率直に向き合ってきた姿勢が評価された。日本が直面する内外の諸課題にしっかりと対応することで、国民の期待に応えていきたい」と述べました。一方、今回の選挙結果が、岸田総理大臣の衆議院の解散戦略に与える影響を質問されたのに対し「解散・総選挙は総理大臣の専権事項だ。さまざまな課題に向きあい、結果を出していくことをまずやらなければいけない」と述べました。

衆参5補選 自民4勝 維新1勝

 

23日に投票が行われた衆参5つの補欠選挙は、自民党が衆議院の千葉5区、山口2区、山口4区、それに参議院大分選挙区の4つの議席を獲得した一方、衆議院和歌山1区は、日本維新の会が議席を獲得しました。

参院補選 大分選挙区 自民 新人 白坂亜紀氏が初当選確実

 

与野党が全面的に対決する構図となった参議院大分選挙区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦した白坂亜紀氏の初めての当選が確実になりました。

白坂氏は大分県竹田市出身の56歳。東京で飲食店を経営していて、今回、自民党大分県連の公募に応じて初めて立候補しました。今回の補欠選挙は、前の議員が知事選挙に立候補するため辞職したことに伴って行われ、自民党の新人で公明党が推薦した白坂氏と、立憲民主党の前議員で共産党と社民党が支持した吉田忠智氏の一騎打ちで、与野党が全面的に対決する構図となりました。選挙戦で白坂氏は、働きながら子育てしたみずからの経験をもとに、女性が働きやすい環境づくりや子育て支援の充実などを訴えました。その結果、自民党や公明党の支持層を固めたほか、無党派層からも支持を得て、4年前の参議院選挙で野党統一候補に奪われた議席を取り戻しました。

白坂氏は「女性や経営者の視点で少子化や子育ての問題について大分の人たちの意見を伝えていきたい。皆さんの気持ちをすべて受け止めてしっかり形にしていけるよう全身全霊で頑張りたい」と述べました。

立民 吉田忠智氏「不徳のいたすところ」

 

落選した立憲民主党の前議員の吉田忠智氏は「選挙の態勢を整えていただいたが、皆さま方の尽力に報いることができなかった。不徳のいたすところで、誠に申し訳なかった」と述べました。

衆院補選 千葉5区 自民 英利アルフィヤ氏 初当選確実

 

元議員と新人のあわせて7人の争いとなった衆議院千葉5区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦する英利アルフィヤ氏の初めての当選が確実になりました。

英利氏は、北九州市出身の34歳。両親は中国の新疆ウイグル自治区出身で10歳の時に両親とともに日本国籍を取得し、日本銀行や国連本部の事務局に勤務しました。千葉5区の補欠選挙は、自民党の衆議院議員だった薗浦健太郎氏が「政治とカネ」をめぐる問題で辞職したことに伴うもので、与野党各党が候補者を擁立しました。選挙戦で、英利氏は、岸田政権が打ち出している物価高対策や、安全保障政策を継続すること、それに多様性を尊重して一人一人が活躍できる社会づくりなどを訴えました。そして、自民党と、推薦を受けた公明党の支持層を固めるとともに、無党派層からも一定の支持を集め初めての当選を確実にしました。

英利アルフィヤ氏は「クリーンな政治を進める、信頼できる政治を進める。若い世代に年齢が近い議員として、今まで代表されてこなかった世代も代表する、そして子どもたちや学生にもわれわれの代表は英利アルフィヤなんだと思ってもらえるような活動をしていきたいと」と述べました。

立民 新人 矢崎堅太郎氏「結果を出せずに大変申し訳ない」

敗れた矢崎堅太郎氏は「結果を出せずに、大変申し訳ない。いただいた思いは、今後ともしっかりと受け止めて活動していきたい」と述べました。

東京 渋谷区長選 長谷部健氏が3選

 

東京 渋谷区の区長選挙は、無所属で現職の長谷部健氏(51)が3回目の当選を果たしました。長谷部氏は、渋谷区出身の51歳。渋谷区議会議員を務め、平成27年の区長選挙で初当選しました。今回の選挙戦では、子育て支援の拡充やスタートアップ企業の誘致など2期8年の実績を訴えて幅広い層から支持を集め、当選を果たしました。

東京 北区長選 山田氏の初当選確実 88歳 花川氏破る

 

東京の北区長選挙は、無所属の新人で自民党と日本維新の会、公明党が推薦する、山田加奈子氏の初めての当選が確実になりました。山田氏は東京 北区出身の51歳。区議会議員の4期目に都議会議員の補欠選挙に立候補して当選し、2期目の途中で今回の区長選挙に立候補しました。今回の選挙では、現職が5期20年の実績を掲げる中、区政の刷新や子育て支援策などを訴え、推薦を受けた政党の組織票を固めたほか、幅広い支持を集めて初めての当選を確実にしました。北区では初の女性区長となります。

全国の現職の市長と、23区の区長では最高齢で、6期目を目指した無所属の現職、花川與惣太氏(88)を破りました。

山田氏は「利便性の向上やより豊かさを感じられる北区を作っていきたいと思っています。子育て施策については今が一番チャンスだと思っていますので、より寄り添った形での支援施策を北区オリジナルで作っていきたいと思っています」と述べました。

落選 88歳 花川與惣太氏「精いっぱい戦うことができた」

 

落選した花川與惣太氏は「逆風の中の選挙でした。皆さまの期待に応えることができず残念ですが、精いっぱい戦うことができました。今以上にすばらしい北区になることを期待します」と述べました。

兵庫 明石市長選 丸谷氏の初当選確実 泉市長の後継

 

兵庫県明石市の市長選挙は、退任する現職に後継指名された新人の丸谷聡子氏の初めての当選が確実になりました。丸谷さんは59歳。平成27年から明石市議会議員を2期務め、今回、明石市長選挙に初めて立候補しました。3期務めた現職の泉市長が後継候補として指名し選挙活動を全面的に支援していました。

芦屋市長選 高島氏が初当選確実 26歳市長は歴代最年少

 

兵庫県芦屋市の市長選挙は、無所属で新人の高島崚輔氏が、初めての当選を確実にしました。

高島さんは26歳。若者の海外留学などを支援するNPO法人の理事長を務め、今回、芦屋市長選挙に初めて立候補しました。選挙戦では所得制限のない18歳までの医療費の無償化や、在宅介護を進めるために介護士の待遇を改善することなどを訴えました。全国市長会によりますと26歳で市長に当選するのは歴代最年少となります。

東京 文京区長選 成沢広修氏の5選確実

 

東京 文京区長選挙は、無所属で現職の成沢広修氏の5回目の当選が確実になりました。成沢氏は、文京区出身の57歳。文京区議会議員を経て、平成19年の区長選挙で初当選しました。

東京 世田谷区長選 保坂展人氏 4選確実

 

現職と新人の争いとなった東京 世田谷区の区長選挙は、無所属で現職の保坂展人氏(67)の4回目の当選が確実になりました。

保坂氏は、仙台市出身の67歳。衆議院議員を3期務めたあと、平成23年の区長選挙で初当選し、これまで3期12年務めました。今回の選挙は、4期目を目指す現職の保坂氏に、自民党と日本維新の会が推薦した元財務省職員の新人、内藤氏が挑む構図となりました。

世田谷区は人口およそ91万8000人、23区で最も人口が多く都心で働く人たちが多く住む地域です。

保坂氏は「本当に厳しい戦いでした。世田谷区採用の教員をきちんと作って、教育、学校、そして児童館や子どもの居場所、ここにしっかりと後押しをしていきたい」と述べました。

東京 台東区長選 服部征夫氏 3選確実

 

東京 台東区の区長選挙は、無所属の現職で、自民党と公明党が推薦する服部征夫氏の3回目の当選が確実になりました。服部氏は福岡県八女市出身の80歳。台東区議会議員や東京都議会議員を経て、8年前、平成27年の台東区長選挙で初当選しました。

長崎市長選 元九州運輸局長の鈴木史朗氏 初当選確実

 

長崎市長選挙は、自民党と公明党が推薦し、国民民主党が支持した元九州運輸局長の鈴木史朗氏の初めての当選が確実になりました。

鈴木氏は長崎市出身の55歳。平成3年に旧運輸省に入り、観光庁の企画室長や第5管区海上保安本部の本部長を務めたほか、九州運輸局長として西九州新幹線の開業などに携わりました。

長崎市長選挙は4期務めた現職の田上市長が引退を表明し、16年ぶりに新人のみによる争いとなりました。

23:00すぎ 維新 馬場代表「党勢拡大へ大きな追い風」

 

日本維新の会の馬場代表は、23日午後11時すぎから記者会見し「和歌山で1議席をお預かりできたことは、関西や全国に党勢を広げていく大きな追い風になる。統一地方選挙で誕生した地方議員を中心に『維新スピリッツ』を広げていきたい」と述べました。その上で「あす早速、きたるべき衆議院選挙の準備に入っていく。すべての小選挙区に候補者を擁立するため、候補者選定を第一にやっていきたい。日本維新の会は、改革保守という位置づけであり、国民は今、改革を求めている」と述べました。

23:00すぎ 維新 藤田幹事長「古い体質変える訴え 評価」

 

日本維新の会の藤田幹事長はNHKの開票速報番組で「劣勢からの選挙戦スタートで、一心不乱にやった。古い政治体質を変えるという私たちの訴えを評価してもらった結果だ。期待を形に変えてお返しできるようにしっかりと頑張りたい」と述べました。

23:00すぎ 立民 岡田幹事長「参院補選 ぜひ制したい」

 

立憲民主党の岡田幹事長は、NHKの開票速報番組で、衆議院千葉5区と参議院大分選挙区の補欠選挙で接戦となっていることについて「接戦は予想したことだが、ぜひ制したい」と述べました。また、千葉5区の補欠選挙で野党各党が候補者を擁立したことについて「一本化できなかったことは本当に残念だ。野党がまとまっていれば確実に勝てる選挙で、もう少しお互い協力できなかったのかという思いはある」と述べました。

23:00すぎ 自民 茂木幹事長「一定の評価いただいた」

 

自民党の茂木幹事長は、23日午後11時すぎ、NHKの開票速報番組で「衆議院山口2区と4区で議席を獲得することができ、残る千葉5区と参議院大分選挙区でも、大接戦になっている。まだ開票の途中だが、私も全国の選挙区を回る中で大変いい反応をいただいたと感じているので、このあとの開票状況を見守りたい」と述べました。一方、衆議院和歌山1区で、自民党の候補が日本維新の会の候補に敗れたことについては「よく結果を分析してみたいが、統一地方選挙の前半戦では、大阪などで苦戦を強いられた。体制の抜本的な強化、見直しが必要だと考えている」と述べました。また、今回の選挙結果が、岸田総理大臣の衆議院の解散戦略に与える影響を問われたのに対し「政権の中間評価としては、一定の評価をいただいた。衆議院の解散は総理大臣の専権事項なので、今回の結果の分析も含め、岸田総理大臣が判断されると思う」と述べました。

 

以下の報道における各内容は、省略しています。