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西田エリ、「灰色のカラス」主演映画化 エビ中・歌穂が共演

配信より
 

 女優でシンガー・ソングライターの西田エリが2010年にラジオで発表して話題になった楽曲「灰色のカラス」のシングルCD化と、同曲を原案とする映画『灰色の烏』も劇場公開が決定した。西田自身が主演し、私立恵比寿中学小林歌穂、女優の安保彩世らが共演する。小林は映画初出演でラブシーンにも挑戦している。
 

西田エリの楽曲から生まれたガールズムービー『灰色の烏』3月21日より全国順次公開

 

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 原案となった楽曲「灰色のカラス」は、意味深な歌詞と繰り返される中毒性の高いメロディーが特徴で、ネットの口コミを中心に有線放送やFM各局のオンエアを通じて拡散され、謎めいた歌詞の検証がツイッターやブログなどで度々繰り返された。
 

 12年、西田自身の作(絵・文)による絵本『灰色のからす』が出版され、いじめなどの苦難、悩みといったシリアスなテーマを持ちつつ童話として昇華させたその世界観が再び大きな話題を呼んだ。

 映画は、09年に文化庁が支援する「若手映画作家育成プロジェクト」で『ホールイン・ワンダーランド』を監督した清水艶氏により、白い鳩の群れにも黒い烏の群れにも入れない“灰色のカラス”の苦悩が、少女と大人の狭間で揺れ動くヒロインたちの物語として描かれる。小林のラブシーンの相手は、映画『地獄でなぜ悪い』などに出演した期待の新星・
中山龍也。さらに、仁科貴内田春菊らが脇を固める。映画は3月21日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国順次公開。

 3月18日発売のCDには、アレンジも新たに再レコーディングされた表題曲と、映画のテーマソングでもある英語バージョン「a gray crow」ほかが収録される。