山口県議会議員選挙告示 61人が立候補

03月31日 17時26分 山口 NEWS WEB 配信より

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230331/4060016602.html

統一地方選挙前半戦の山口県議会議員選挙が31日告示され、あわせて61人が立候補しました。

このうち10の選挙区で選挙戦となり、4月9日の投票日に向けて9日間の選挙戦に入りました。

任期満了に伴う山口県議会議員選挙は31日告示され、午前8時半から各地で立候補の受け付けが行われました。

このうち山口市民会館では山口市選挙区の候補者の陣営が届け出順を決めるくじを順番に引きました。

そして、書類の確認が終わると、街頭演説で掲げるのぼりや運動員が着ける腕章などいわゆる「選挙の7つ道具」を受け取っていました。

立候補の受け付けは31日午後5時で締め切られ、現職が42人、元職が2人、新人が17人のあわせて61人が立候補しました。

立候補者数は前回・4年前よりも4人少なく統一地方選挙が始まった昭和22年以降で最も少なくなりました。

また、5つの選挙区で立候補者の数が定員を上回らず、あわせて8人が無投票で当選となりました。

立候補者を党派別で見ますと、自民党が30人、立憲民主党が1人、公明党が5人、共産党が4人、国民民主党が1人、諸派が2人、無所属が18人となっています。

今回の県議会議員選挙では最大会派の自民党が勢力を維持できるのか、それともほかの党などが勢力を伸ばし、存在感を示すことができるのかが、焦点になりそうです。

また、選挙戦では新型コロナウイルスや物価高騰の影響を受けた地元経済の振興策や、歯止めがかからない人口減少や少子高齢化への対策などをめぐって論戦が交わされる見通しで、有権者の関心がどこまで高まるかも注目されます。

投票は繰り上げ投票が行われる一部の投票所を除いて、4月9日に行われ、即日開票されます。