【山口県議選】 周南市区は自民混戦!非自民分裂! あさって告示・下松、光市区は無投票か 投票率の行方も焦点

配信

 

【山口県議選】 周南市区は自民混戦!非自民分裂! あさって告示・下松、光市区は無投票か 投票率の行方も焦点(日刊新周南) - Yahoo!ニュース

配信より

 

日刊新周南

 任期満了に伴う山口県議選が31日(金)に告示される。周南3市では周南市区(定数5)が現職全員に新人2人が挑む激戦区であるのに対し、下松市区(定数2)と光市区(定数2)は現職以外に立候補の動きがなく、無投票が予想されている。告示直前の情勢を探った。(山上達也)

「県議選けん引」の市長選が無風状態

 周南市ではこれまで市長選が4回連続で保守分裂の一騎打ちで、その熱気や話題性が投票日が2週間早い県議選を引っ張ってきた。  市長選は2007年から3回連続で木村健一郎氏と島津幸男氏が対決し、木村氏は2回当選、島津氏は1回当選。前回の19年は現職の木村氏を藤井律子氏が破って初当選した。  しかし今回、藤井氏に挑むのは広島市在住の無所属新人のみ。現職を脅かすような盛り上がりが新人側に見られず、市長選の前哨戦として県議選を引っ張る勢いが見られない。  そのためか県議選が盛り上がっているとは言えず、前回43.51%の投票率がどう動くのかが注目される。

周南市区 新人福田氏、大内氏の動き注目

 現職5人は手堅い運動で議席死守に懸命。しかし自民側も非自民側も新人の登場で情勢は混とんとしている。  

 

自民党現職は友広巌氏、新造健次郎氏、坂本心次氏とも自民党籍を持つ無所属新人、福田吏江子氏の動きを警戒する。3現職はそれぞれの地元や関係の深い支持層を固め、告示後も友広氏は熊毛、新南陽、徳山で個人演説会を開き、新造氏と坂本氏も街頭演説で支持拡大に努める。  

 

福田氏は出馬表明が2月と出遅れたが、告示後はユーチューブのライブ配信で支持を訴える。どこまで現職に迫り、追い抜けるかに注目が集まる。  

 

一方で非自民側も激戦だ。立憲民主党現職の戸倉多香子氏とこれまで共に活動してきた大内一也氏が、今回は国民民主党公認で戸倉氏と同じ選挙区から出馬表明したためだ。  

 

大内氏はこれまで衆参両院選に計4回出馬し、国民民主党公認で出た昨年7月の参院選山口選挙区では立憲民主党や日本共産党の候補者もいる中で、周南市内で9,910票を獲得した。比例区の国民民主党の市内得票数は3,120票だった。  

 

戸倉氏は原発反対など革新色の強い政策を掲げているため、前回同様、候補を出さない共産党支持層の獲得も想定される。昨年7月の参院選比例区の市内での共産党得票数は2,220票だった。  

 

連合山口は戸倉、大内両氏をともに推薦し労組の支援も活発に展開している。  

 

このように自民側も非自民側も新人出馬で混戦に陥る中、公明党現職の上岡康彦氏は「上岡さんは公明党だから大丈夫だと、他陣営から支持層の引きはがしにあっている」と警戒。支持母体の創価学会票を固め、党外にも積極的に支持を伸ばしていく。

下松市区・光市区 ともに2期連続無投票?

下松市区は自由民主党現職の守田宗治氏、森繁哲也氏以外に出馬の動きはない。両氏の無投票当選は2期連続になる。  

 

光市区は激戦だった昨年2月の県議補選の余波が心配されたが、自民党現職の河野亨氏と無所属現職の磯部登志恵氏の無投票当選に落ち着きそうだ。

 

こちらも本選の無投票は2期連続になる。

 

【関連記事】

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
旧安倍晋三事務所から迎え入れた秘書が1年足らずで…生稲晃子事務所から漏れてくる疲弊の声
3/29(水) 7:03 現代ビジネス 配信より

https://news.yahoo.co.jp/articles/aca96a7c38d5dcef890aeb975c6d7958c996ba11

現代ビジネス

元アイドルはやはりアイドル

「元アイドルで知名度の高い生稲さんにはたくさん陳情が届くのですが、彼女は片っ端から引き受けてしまう。でも実務は丸投げで、秘書が疲弊しきっています。会合のスピーチや演説の原稿、もろもろの調べものも全部秘書まかせ。芸能人気分が抜けず『私の仕事は目立つことだけ』と思っている」(自民党関係者)  

【画像】あの女優たちの美しすぎる卒業写真…!

 昨年7月の参院選で初当選した生稲晃子参院議員の事務所で、異変が起きている。「政治の素人」の生稲氏を支える激務に嫌気がさし、秘書たちが退職を考え始めたというのだ。特に、旧安倍晋三事務所から迎え入れた公設秘書のA氏が生稲氏を見限り、1年足らずで退職を決めたとして、党内に波紋が広がっている。

 生稲氏は「タレント候補を出馬させたい」という安倍晋三元総理の意向を受け、安倍派幹部の萩生田光一・自民党政調会長が要請して立候補した経緯がある。その縁もあって、生稲氏の当選後、安倍晋三事務所からA氏が移籍してきた。

 「これからAさんは生稲事務所を離れ、山口4区の補選で安倍氏の後継候補になった吉田真次さんの応援に入る予定です。補選で吉田さんが勝てば、生稲事務所には戻らず、そのまま吉田事務所で公設秘書として働くとも言われている。生稲事務所の苦境を旧安倍事務所の秘書仲間に相談していたらしく、『それなら戻って来いよ』と言われて、出戻る決心が付いたようです」(同)  

 やはりアイドルは、遠くから眺めているだけが一番いいのかもしれない。

 「週刊現代」2023年4月1・8日号より

週刊現代(講談社)

最終更新:3/29(水) 7:03 現代ビジネス