これぞ王将戦効果!藤井五冠も羽生九段も舌鼓の「どら焼き」全国から問い合わせ殺到で休日返上(大田市)
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これぞ王将戦効果!藤井五冠も羽生九段も舌鼓の「どら焼き」全国から問い合わせ殺到で休日返上(大田市)(TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース
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将棋8大タイトルの一つである王将戦の第5局が、25日と26日に島根県大田市の三瓶山の麓であり、藤井王将が勝利を収めタイトル初防衛に王手をかけました。
一方で勝敗の行方と合わせて注目されていたのが、勝負めしとおやつでした。
羽生 善治九段: 「早い段階で前例のない形になって、あまり自信のない局面がずっと続いていた」
頭を押さえ敗戦の盤面を振り返るのは、タイトル通算99期を誇る平成の天才棋士・羽生 善治九段。
一方、その天才を悩ませ土壇場に追い込んだのが、弱冠二十歳にしてタイトル5冠を手にする令和の天才棋士・藤井聡太王将。
25日から大田市のさんべ荘を会場に熱戦が繰り広げられた将棋の王将戦7番勝負の第5局。
注目の対局は2日間延べ18時間に及ぶ長丁場。
勝負がついたのは、26日午後6時過ぎでした。
藤井王将が投じた101手目に対して羽生九段が投了。
藤井王将が勝利を収めました。
この結果により、王将戦は藤井王将が3勝2敗とし、タイトル初防衛に王手をかけました。
藤井五冠: 「(3勝2敗の)あまりスコアは意識せずに、次局も頑張りたい」
この対局の勝負の行方と共に注目されたのが、二人が対局中に口にした「勝負めし」と「おやつ」。
さんべ蕎麦など、地元オススメメニューから選ばれた約10品。
中でも二人が唯一ともに選んだのが、地元菓子店が作るどらやきでした。
さんべ食品工業・勝部麻衣さん: 「在庫は十分作っていたつもりですが足りなくなってしまい、午後からの客は買えなくなりご迷惑を掛けてしまった」
対局初日の10時のおやつタイムに藤井王将がどら焼きを選ぶやいなや全国から問合せが殺到。
この商品は1日約30個程度作っていますが、26日は休日返上で約400個の注文に応えたということです。
さんべ食品工業・勝部麻衣さん: 「実際(二人が)食べられたところを見たわけではないので、お口に合ったか心配。全国の皆さんに大田の良いところを知って頂けると嬉しい」
開催地の知名度アップにも一役買った注目の対局。
藤井王将と羽生九段の戦い続く第6局は、3月11日から佐賀県で開かれます。
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