「藤井が動いていく展開に」王将戦2日目 羽生の封じ手は5三同玉

毎日新聞 2023/2/26 09:42(最終更新 2/26 11:00) 451文字

 

「藤井が動いていく展開に」王将戦2日目 羽生の封じ手は5三同玉 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

配信より

 

封じ手を指す挑戦者の羽生善治九段(左から2人目)。右は藤井聡太王将、左は立会の福崎文吾九段=島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で2023年2月26日午前9時、三村政司撮影拡大
封じ手を指す挑戦者の羽生善治九段(左から2人目)。右は藤井聡太王将、左は立会の福崎文吾九段=島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で2023年2月26日午前9時、三村政司撮影

 

藤井聡太王将(20)に羽生善治九段(52)が挑戦し、

 

2勝2敗のタイで迎えた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第5局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛、島根県大田市など後援)は

 

26日午前9時、大田市の国民宿舎さんべ荘で2日目の対局が始まった。

 

「横歩取り」の激しい攻め合いとなった1日目。藤井王将が5三桂成と王手した手に対し、

 

羽生九段の封じ手は5三同玉だった。

 

 対局場周辺は夜来の雪がうっすら積もっているが、朝から明るい日差しが注いでいる。

 

 1日目は藤井王将が駒損を承知で単騎5三桂成と王手をかけ、羽生九段が33分考えて指し手を封じた。

 

封じ手は同角か同玉の2択だったが、羽生九段は同玉を選択。

 

藤井王将はすぐに2七の銀を2六に進め、2五にいる羽生九段の飛車を追った。

 

取れば王手飛車の角打ちがあるため、羽生九段は7五飛と逃げた。

 

解説の西川和宏六段は「藤井王将が動いていく展開になりそうです」と話した。

 

【新土居仁昌、丸山進】

 

 

 

 

 

 

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