吉田拓郎、過去のレコード会社設立は「人生でいちばん悔やまれる」 昨年12月以来のANN出演
[2023年2月18日13時3分]

吉田拓郎、過去のレコード会社設立は「人生でいちばん悔やまれる」 昨年12月以来のANN出演 - 芸能 : 日刊スポーツ (nikkansports.com) 配信より

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202302180000386.html

吉田拓郎(2017年撮影)

昨年末でアーティスト活動にピリオドを打ったシンガー・ソングライター吉田拓郎(70)が18日、ニッポン放送オールナイトニッポン55周年記念「吉田拓郎のオールナイトニッポン」に出演した。

「あのころの自分に言いたいこと」のトークテーマを受け、75年に井上陽水、小室等、泉谷しげると行った「フォーライフレコード」設立に言及。「そこになんで参加したのか、人生でいちばん悔やまれる。あれはやらなきゃよかった」と打ち明けた。

設立後、経営が赤字になり、2年目に30歳で社長に就任している。「赤字の責任をとる意味で社長をやると。売れるものなら何でもやるぞと、夜な夜なあちこちの社長とお酒を飲んでいろんな新人を出して会社を立て直したけど、僕は楽しくなかった」。

会社をつくる前に所属していたCBSソニーへの思いも語った。「社長もスタッフも僕によくしてくれていて、何ら嫌なことをされたことはないのに、なんで俺はあの時、会社をやるという話に乗ったんだろうとすごく悔やまれる」。また「東京に社長をやりに来たわけじゃない。好きな音楽をできればよかったのに」。

逆にその経験から得たものを篠原ともえに聞かれると「人付き合いがうまくなること、口がうまくなること、世の中を渡るテクニックを覚えたりとか」と苦笑いし、当時は「曲作りもステージ活動も全部止まった」。「社長として、心にも思っていないことも人にこうやれという人生は予定外で、許せない。何やってたんだよと言いたい」と話した。

拓郎は昨年12月16日放送の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」最終回をもって、52年にわたるアーティスト活動にピリオドを打っていた。今回は、それ以降初のメディア出演となる。

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