「あんたら金ファミリーか!」岸田の”ドラ息子”翔太郎氏に政界大分裂! 慶應→三井物産の政治素人「未知すぎる実力」

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「あんたら金ファミリーか!」岸田の”ドラ息子”翔太郎氏に政界大分裂! 慶應→三井物産の政治素人「未知すぎる実力」(みんかぶマガジン) - Yahoo!ニュース

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 岸田文雄首相の長男で政務担当の総理秘書官を務める岸田翔太郎氏(32)が、首相の外遊中のパリやロンドンで「公用車で観光していた」などと週刊新潮が報じ話題を呼んでいる。それにしても、翔太郎氏とは何者なのだろうか。ノンフィクション作家日野百草氏は「はっきり言わせてもらえば、本格的な政治経験のない一般人です」というベテラン議員の言葉を紹介する――。

はっきり言って一般人です…まさか本当にやるとは

「噂にはなっていましたが、まさか本当に息子さんを首相秘書官に任命するとは思いませんでした」  筆者と情報交換を密にしている保守系無所属のベテラン地方議員からの知らせ。もちろん10月4日の岸田文雄首相による人事発令の報道後、ということで教えていただいた情報だが、朝から外出中で知らなかった筆者も驚いた。 「それも政務担当ですよ。息子さんは岸田首相の秘書ですけど、政治や経済のエキスパートでも国政と直接的に関わるような経験を持つ官僚でもありません」  岸田首相は息子の岸田翔太郎氏を首相秘書官に任命した。政務担当秘書官は総理大臣のブレーンを担う。翔太郎氏は筆頭政務秘書官である嶋田隆氏(経済産業省出身)とともにその中枢を担うことになる。 「はっきり言わせてもらえば、本格的な政治経験のない一般人です」

ベテラン議員「ちょっとどうかと思う」

 ベテラン議員からすればそうなのかもしれない。首相秘書官とは正式には「内閣総理大臣秘書官」と呼ばれる。国家公務員であり、「内閣総理大臣に附属する秘書官」と内閣法第22条に定められている。現在の定数は8人(内閣官房組織令第11条では5人)であり、政務担当1~2名、事務担当6名が通例である。翔太郎氏は政務担当となる。 「これまでの内閣では(事務担当の秘書官は)専門的な官僚や経験豊富な事務方が担ってきました。政務はなおさらです。もちろん官邸のための秘書ですから、首相と気心が知れた人物が任命されることが多い、それは官邸の仕事をスムーズに遂行する上で必要なことです。しかし息子さん、それも父親の議員秘書をしただけの子というのは、ちょっとどうかと思うのです」  翔太郎氏は慶應義塾大学を卒業後、総合商社の三井物産勤務を経て岸田事務所の公設秘書となった。実は岸田首相も銀行員を経て父である岸田文武議員の秘書をしている。メディアによっては世襲を見越しての人事ではないかという憶測もある。 「世襲は岸田さんだけの問題ではないのですが、いきなり政務秘書官はやり過ぎだと思いますし、難しいとも思います」

 

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