ドイツ国防相、辞任の意向 現地メディア報道

ウクライナ侵攻

 

 (更新)

 

ドイツ国防相、辞任の意向 現地メディア報道: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

不適切な言動でランブレヒト国防相の資質を問う声が出ていた(ベルリン)=ロイター

【ベルリン=南毅郎】ドイツのランブレヒト国防相が辞任の意向を示している。

 

独メディアが13日、一斉に報じた。

 

来週にも正式に辞職する可能性があるという。軽率な言動が目立ち、批判が高まっていた。

 

独連邦軍を所管する要職で、実際に辞任すればショルツ首相の政権運営やウクライナへの軍事支援が混乱しかねない。

 

ランブレヒト氏はショルツ氏が率いるドイツ社会民主党(SPD)の所属。

 

2021年12月の政権発足後は国防相を務めてきた。

 

南ドイツ新聞は、ランブレヒト氏がショルツ氏と話したと報じており、すでに辞意を伝えたとみられている。

 

ランブレヒト氏を巡っては、国防相としての資質を問う批判の声が強まっていた。

 

最近では花火が打ち上がるなかウクライナ危機を語る新年メッセージをSNS(交流サイト)に投稿し、言動が軽率だとして批判を招いた。

 

息子を軍用ヘリコプターに私的に搭乗させた疑いもあり、辞任への圧力が高まっていた。

 

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