バイオマス発電所の木質ペレット燃え続ける 異臭で苦情など200件
堤恭太2023年1月8日 10時45分、朝日新聞 配信より

https://www.asahi.com/articles/ASR1772KMR17UDCB006.html

千葉県袖ケ浦市北袖の袖ケ浦バイオマス発電所で1日未明に火災が発生し、7日正午現在も消火できずに煙がくすぶっている。

燃えているのは燃料用の木質ペレットで周辺には焦げた匂いが広がり、住民から市などに苦情が寄せられている。

同発電所や市によると、1日午前3時過ぎに市に通報があり一度は消火したが、同日午後10時半に2回目の通報があり、貯蔵量最大1万立方メートルの木質ペレット貯蔵用サイロ4基のうち1基から再び発煙。

4日からは別の1基からも煙が出ているという。

燃料用木質ペレットの自然発酵、蓄熱が原因の一つとみている。

この影響で木の焦げたような異臭が広がり、市には約200件の苦情や問い合わせがあった。

窒素注入と散水作業を続けているが鎮火のめどは立っていないという。

木質ペレットは乾燥した木材を圧縮して直径約6ミリ、長さ5〜40ミリに成形した燃料で主にストーブやボイラーで使われる。

環境に優しいクリーンエネルギーとされる。

発電所は大阪ガスグループが運営している。

発電容量7・5万キロワットで国内最大級のバイオマス専焼発電所。

営業運転開始に向けた試運転中だったという。

(堤恭太)
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戦前期の航空機用揮発油の技術開発
Development of Aviation Gasoline Production in Pre-war Japan

https://sts.kahaku.go.jp/tokutei/pdfs/03_16.pdf
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