「現状においてはやむを得ない」島根県・丸山知事 島根原発2号機再稼働を容認
配信より
「現状においてはやむを得ない」島根県・丸山知事 島根原発2号機再稼働を容認(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
配信より
山陰放送
島根県松江市にある中国電力島根原子力発電所2号機について、島根県の丸山知事は2日午前に開かれた県議会で、再稼働を容認すると表明しました。
【写真を見る】「現状においてはやむを得ない」島根県・丸山知事 島根原発2号機再稼働を容認
島根県 丸山達也知事 「島根原発2号機の再稼働については、現状においてはやむを得ないと考え、容認することといたします」 丸山達也知事は県議会の冒頭で、島根原発2号機の再稼働を容認する考えを示しました。
これで松江市や鳥取県など、原発から半径30キロ以内の関係自治体全てが再稼働を認めたことになります。
2012年1月に運転を停止した島根原発2号機。 中国電力は新たな規制基準を満たすため、原発近くの宍道断層の長さを39キロと評価し直すなどし、想定する津波の高さも見直して15メートルの防波壁を造るなどの対策を進めた結果、原子力規制委員会は、去年9月に合格の判断を行いました。
2月に立地自治体の松江市が再稼働同意を表明したのに続き、周辺自治体も3月には島根県内の残る3市と鳥取県及び米子・境港両市が相次いで再稼働に同意の判断を示していました。
中国電力は今後、残る安全対策工事を完了させると共に運転管理などの認可を経てなるべく早い時期の2号機の再稼働を目指す見通しで、全国で唯一、県庁所在地に立地する原発が再び動き出すことになります。
山陰放送
【関連記事】