福島県いわき市で震度5弱の地震を観測 津波の心配なし

福島県いわき市で震度5弱の地震を観測 津波の心配なし | NHK

配信より

 

22日午後0時24分ごろ福島県いわき市で震度5弱の揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。

各地の震度は、
震度5弱を福島県いわき市
震度4をいずれも福島県の郡山市、田村市、猪苗代町、古殿町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町で観測しました。

また震度3を福島県、宮城県、山形県、茨城県、栃木県、新潟県の各地で観測したほか、震度2や1を東北、関東、長野県、静岡県、新潟県で観測しています。

気象庁の観測によりますと、震源地は茨城県沖、震源の深さは30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定されています。

震度5弱観測のいわき市では20秒ほど大きな横揺れ

震度5弱の揺れを観測した福島県いわき市の中心部にあるアパートの2階では20秒ほど大きな横揺れが続き、棚から本が崩れ落ちました。

政府は情報連絡室を設置

今回の地震を受けて、政府は午後0時25分に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、被害の確認などにあたっています。

福島第一原発と第二原発「異常ないか確認中」

東京電力によりますと、福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所では、この地震による異常がないか、現在確認しているということです。

茨城県内の原子力関連施設 異常の報告はなし

茨城県防災・危機管理課によりますと午後0時半現在、震度3の揺れを観測した東海村にある運転停止中の東海第二原子力発電所を含む、茨城県内の原子力関連施設から異常があったという報告は入っていないということです。

また、原発周辺で放射線量を測定しているモニタリングポストの値に異常はないということで、引き続き、情報収集を行い地震による影響を確認しているということです。

 

私のコメント :  令和4年5月22日、青森県が5月20日に公表した津波による被害想定で、死者2万1000人-。青森市が県内40市町村で死者数が最も多くなる可能性が示された。陸奥湾に面する青森県都は、漁業や港湾事業で栄えた歴史的な背景から行政機関も海に近い場所に集積する。青森市では、1960年のチリ地震津波でも市沿岸に1メートルを越す津波が到達している。津波に対する 青森市民の警戒感は薄く、備えが十分とはいえない。