北朝鮮「新型戦術誘導兵器の発射実験に成功」労働新聞が伝える

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北朝鮮「新型戦術誘導兵器の発射実験に成功」労働新聞が伝える | NHK | 北朝鮮情勢

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北朝鮮は、キム・ジョンウン総書記の立ち会いのもと「新型戦術誘導兵器」の発射実験に成功したと発表しました。18日から韓国で始まる見通しの、アメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習をけん制する狙いもあるとみられます。

17日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」はキム・ジョンウン総書記の立ち会いのもと「新型戦術誘導兵器」の発射実験を行い、成功したと伝えました。

この兵器は低空で変則的な軌道を飛ぶ短距離弾道ミサイルで16日発射したとみられます。

紙面に掲載された写真では、移動式の発射台から飛しょう体が炎を吹き出しながら上昇し目標の島を直撃する様子や、兵士とともに笑顔で手をたたいて喜ぶキム総書記の姿が写っています。

米軍と韓国軍の合同軍事演習をけん制か

発表では「戦術核運用の効果性と火力任務の多角化の強化において大きな意義を持つ」と強調し、キム総書記は「国防力強化の構想を明らかにし、国の防衛力と核戦闘武力のいっそうの強化を指示した」としています。

北朝鮮は去年1月に新型兵器の開発を盛り込んだ「国防5か年計画」を打ち出し、弾道ミサイルなどの発射を繰り返していて、18日から韓国で始まる見通しの、アメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習をけん制する狙いもあるとみられます。

韓国軍「北朝鮮が飛しょう体2発発射」詳しい分析進める

北朝鮮がキム・ジョンウン総書記の立ち会いのもと「新型戦術誘導兵器」の発射実験に成功したと発表したことについて、韓国軍は、北朝鮮が16日夕方、東部から日本海に向けて飛しょう体2発を発射していたとして、詳しい分析を進めていることを明らかにしました。

17日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「新型戦術誘導兵器」の発射実験に成功し、立ち会ったキム・ジョンウン総書記が「国の防衛力と核戦闘武力の一層の強化を指示した」と伝えました。

これについて、韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が16日午後6時ごろ、東部のハムギョン南道ハムン付近から日本海に向けて飛しょう体2発を発射していたことを17日、明らかにしました。

飛しょう体の飛行距離はおよそ110キロ、高度はおよそ25キロで、アメリカ軍とともに詳しい分析を進めているとしています。

北朝鮮は、ことしに入って毎月、弾道ミサイルなどの発射を繰り返していて、去年1月に打ち出した「国防5か年計画」に基づき、核・ミサイル開発を加速させています。

18日からは、米韓合同軍事演習が韓国で始まる見通しで北朝鮮の反発が予想されるほか、25日には朝鮮人民革命軍の創設90年の節目を控えていることから、韓国軍は、北朝鮮によるさらなる弾道ミサイルの発射などへの警戒を続けています。

キム総書記 祖父の遺体安置された宮殿訪問

 

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が、祖父キム・イルソン(金日成)主席の生誕110年にあたる15日、キム主席の遺体が安置されている宮殿を訪れた際の映像を17日午前、放送しました。

この中でスーツ姿のキム総書記は、リ・ソルジュ夫人や朝鮮労働党の幹部らとともに、キム主席と父キム・ジョンイル(金正日)総書記の像に向かって深々と頭を下げています。

また同行者には、妹のキム・ヨジョン(金与正)氏の姿も確認でき、3代にわたる権力を世襲したキム総書記の権威づけを図るねらいがあるとみられます。

 

私のコメント :  令和4年4月17日、18日からは、米韓合同軍事演習が韓国で始まる見通しで、令和4年4月25日には朝鮮人民革命軍の創設90年の節目を控えていることから、韓国軍では、北朝鮮によるさらなる弾道ミサイルの発射などへの警戒を続けています。

 

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 北朝鮮が新型兵器“試射成功” 米韓合同軍事演習をけん制か

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北朝鮮が新型兵器“試射成功” 米韓合同軍事演習をけん制か(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

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FNNプライムオンライン

北朝鮮メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)総書記立ち会いのもと、新型戦術誘導兵器の試験発射に成功したと報じた。

17日付の「労働新聞」は、1面にミサイルが打ち上がる瞬間や、金総書記の写真などを掲載し、新型戦術誘導兵器の試験発射に成功したと伝えている。

記事では、「戦術核運用の効果と火力任務の多角化を強化するうえで、大きな意義を持つ」としている。 韓国軍は、16日午後6時ごろに北朝鮮から飛翔(ひしょう)体2発が発射され、高度はおよそ25km、飛行距離はおよそ110kmだったと発表した。

韓国メディアは、短距離弾道ミサイルとみられると報じている。 試験発射は、18日から韓国で始まる予定の米韓合同軍事演習をけん制する狙いもあるとみられる。

一方、北朝鮮では、15日、金日成(キム・イルソン)主席の生誕110年を祝うパレードなどが平壌(ピョンヤン)市内で行われ、祝賀式典には金総書記が出席した。

最終更新:

 
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北朝鮮のミサイル脅威、冷戦前後の世代で意識の差 米NY市民

 発信地:ニューヨーク/米国 [ 北米 米国 ]

 

北朝鮮のミサイル脅威、冷戦前後の世代で意識の差 米NY市民 写真9枚 国際ニュース:AFPBB News

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【8月2日 AFP】北朝鮮による先週末の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を受け、専門家らはミサイルの射程には米ニューヨーク(New York)も入る可能性があるとの見方を示している。

若者にとっては現実離れした考えのようだが、冷戦(Cold War)を経験し、核シェルターが身近だった年配の世代にとっては当時を想起させる状況となっている。

 旧ソ連の末期や崩壊後に生まれた多くの人たちにとって、自らが差し迫った脅威にさらされているというシナリオを思い描くのは難しい。

台湾で生まれ米国で育ったピーターさんは「韓国には米軍基地があるし、ミサイル防衛システムもある。過剰な心配はしていない」と言い、「(ミサイル発射は)一種のはったりだと思う」と語った。

またニューヨークに住むローザさん(26)は「脅威が本物なのかどうか分からない」と述べた。

一方で、年配の住民は概してミサイル発射実験をもっと厳粛に受け止めている。

核兵器を保有する西側陣営と旧ソ連陣営が数十年にわたり対立した冷戦時代には、核攻撃に関する公共広告や訓練、核シェルターの存在が身近だったからだ。

冷戦時代のピークには、ニューヨーク市内に1万7000か所以上の核シェルターが設置されていた。

 デービッドさん(62)は、北朝鮮による一連の挑発行動を受け、10歳の時に空爆から身を守るために行った「地区全体にサイレンが鳴り響く」避難訓練を思い出すようになったと言い、「非常に懸念している。われわれの心の奥には常に911(米同時多発攻撃)がある。ここは標的なんだ」と語った。

冷戦時代のニューヨーク州知事、故ネルソン・ロックフェラー(Nelson Rockefeller)氏は核シェルターの建設を提唱し、在任中に数千か所を設置。1963年までに軍が核シェルターとして確認した建物は1万7448棟余りに及んだ。現在も数十か所で残っているが、多くの住民はその存在の意味を知らない。

 デービッドさんが住む建物の地下にあった核シェルターは、現在は改装され洗濯室になっているという。今では通りに面して何か所か窓も設置され、以前の防衛機能の面影はほとんどない。

 近年、ニューヨークでは災害対応の訓練に重きが置かれている。4月に行われる大規模訓練「ゴッサム・シールド(Gotham Shield)」などではスポーツスタジアムに野戦病院も設置される。

しかしこうした訓練は、スーツケース型核爆弾や放射性物質を含んだいわゆる「汚い爆弾」を想定したもので、破壊力が圧倒的なICBMは念頭に置いていない。

 コロンビア大学(Columbia University)地球研究所(The Earth Institute)にある全米災害準備センター(National Center for Disaster Preparedness)のジェフリー・シュレーゲルミルク(Jeffrey Schlegelmilch)副所長は「直接的な核攻撃に限らなくても、全米で完璧な準備をしている、あるいは取らなければいけない対応が揃っている都市や地域はないと思う」と指摘した上で、現時点で最優先すべきなのは核攻撃に対する意識啓発を強化することだと強調している。

(c)AFP/Thomas URBAIN

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ミサイル攻撃に備え、地下に避難施設 神戸市、47カ所 全国初、地下駅舎など民間施設指定

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ミサイル攻撃に備え、地下に避難施設 神戸市、47カ所 全国初、地下駅舎など民間施設指定 | 神戸新聞 (nordot.app)

 

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「緊急一時避難施設」に指定された、神戸・三宮の地下街「さんちか」=神戸市中央区三宮町1(3月撮影)

 他国からのミサイル攻撃などに備えるため、神戸市は、新たに市内47カ所の地下施設を、国民保護法に基づく「緊急一時避難施設」に指定した。市有施設だけでなく私鉄の地下駅舎など、全国で初めて民間施設を指定。北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次ぐ中、避難体制の強化を図る。

 同避難施設は弾道ミサイルの爆風など、直接的な被害から逃れるため、国が都道府県や指定都市に確保を促している施設。おおむね2時間程度の避難を想定し、長時間滞在や避難生活を送る場所ではないとされる。

同市は今回、市営地下鉄のほか阪神、山陽電鉄などの地下駅舎30カ所をはじめ、さんちかやデュオこうべなどの地下街5施設、地下道、地下駐車場などを指定した。市によると、民間事業者の地下駅舎や商業施設の地下部分を指定したのは同市が初めてという。

 ロシアのウクライナ侵攻などで国際情勢は緊張が増しており、市は今後も指定施設を増やす方針。市危機管理室の担当者は「今回指定した施設は市街地に集中している。他の地域でも広く確保し、市民の安全につなげたい」としている。

 同法では、外部の武力攻撃から国民の身を守るための「避難施設」指定を求めており、神戸市では公立の学校園など300施設を指定している。(三島大一郎)

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北朝鮮が飛翔体発射 漁船など被害情報なし 鳥取県

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北朝鮮が飛翔体発射 漁船など被害情報なし 鳥取県(日本海テレビ) - Yahoo!ニュース

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韓国軍は17日、北朝鮮が16日午後6時ごろに日本海上へ2発の飛翔体を発射したと発表した。

鳥取県によると、この飛翔体による県関係の漁船などに被害の情報はないという。

鳥取県の平井知事は「ウクライナの戦禍に世界が注目する今、北朝鮮の新型戦術誘導兵器と称するミサイルの発射は、人々の願う平和を壊す暴挙だ。幸い本県関係船舶などの安全は確認したものの、政府に対しては拉致被害も含め、国際社会と一致結束して、断固たる対応を求める」とコメントしている。

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日本へ代表団、24日から 関係改善へ「土台構築」 韓国次期大統領

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日本へ代表団、24日から 関係改善へ「土台構築」 韓国次期大統領(時事通信) - Yahoo!ニュース

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韓国の尹錫悦次期大統領=13日、ソウル(EPA時事)

 【ソウル時事】韓国の尹錫悦次期大統領の報道官は17日、尹氏の外交政策を説明し協議するための「政策協議代表団」を24~28日の日程で日本に派遣すると発表した。

【図解】次期大統領「尹錫悦氏」はこんな人    

尹氏が代表団を派遣するのは今月上旬の米国に続き2カ国目で、日本の外務省や政党、財界などの関係者と意見交換する予定だ。

報道官は「大統領就任後の韓米日協力に関連した政策協議のため」と説明。「対北朝鮮政策での協調や韓日間の懸案解決に向けた土台を構築する効果を期待している」と述べた。  

尹氏は対日関係改善に強い意欲を示しており、代表団はこうした意向を改めて伝える見通し。

5月10日の大統領就任式への日本政府からの来賓や、元徴用工問題など具体的懸案の解決策も話題に上る可能性がある。 

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