米・エマニュエル駐日大使と岸田首相が原爆慰霊碑に献花 広島・平和公園
配信より
中国放送
アメリカのラーム・エマニュエル駐日大使が岸田首相とともに広島を訪れ原爆慰霊碑に献花しました。
26日、アメリカのラーム・エマニュエル駐日大使が被爆地広島選出の岸田文雄首相とともに広島を訪れました。
エマニュエル大使はオバマ政権で大統領首席補佐官などを歴任し、ことし1月に着任しました。
当初は先月26日に訪問予定でしたが、ウクライナ情勢に対応するため延期されていました。
エマニュエル大使は、岸田首相とともに原爆資料館を見学し、6年前に現職の大統領として初めて広島を訪れたオバマ氏が訪問した際に折った折り鶴も視察。
芳名録に記帳しました。
2人は、先ほど午後3時半ごろ、原爆慰霊碑に献花しました。
このあとの会談で、岸田総理はエマニュエル大使に「資料館を視察、慰霊碑に献花していただいた。広島出身の国会議員として感謝する。ロシアによる核兵器の使用の可能性が現実の問題として懸念されてる。核兵器を含む大量破壊兵器の使用は絶対にあってはならない。そうした中、大使は広島に足を運んで、被爆の実相を触れてくれた。国際社会に強いメッセージを発することになる。大使の広島訪問は意義深いものだと確信している。今後も緊密に連携していきたい」などと述べました。
エマニュエル大使は「政治的な関係には信頼関係が欠かせない」「協力して平和を進めることを約束する上で、広島ほどふさわしい場所はない」などと応じました。
このあと、エマニュエル大使は、広島市の松井市長の案内で平和公園を散策しました。
RCC BROADCASTING CO.,LTD.
最終更新: