関西テレビ
石油元売り最大手のエネオスが、和歌山製油所を閉鎖すると発表しました。
【記者リポート】 「操業から80年以上が経つ、歴史ある和歌山製油所ですが、来年10月を目処に閉鎖されます」
和歌山県有田市で、1941年に操業を始めた和歌山製油所。エネオスは、来年10月までに閉鎖すると発表しました。
エネオスは、国内の人口減少などでガソリンの需要が減っていることから、製油所の統廃合を進めていて、和歌山製油所は、収益が少ない点などを踏まえ、閉鎖を決めたということです。
エネオスは、2040年までの中長期計画で、次世代エネルギーの水素事業に力をいれる方針を示しています。
一方、和歌山県の仁坂知事は、「経済面だけでなく雇用の重要な基盤」として、地域経済への影響に懸念を示しています。
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