【山口】山口市の徳佐八幡宮参道のサクラ並木が国の名勝指定へ
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【山口】山口市の徳佐八幡宮参道のサクラ並木が国の名勝指定へ(KRY山口放送) - Yahoo!ニュース
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国の文化審議会は、山口市の徳佐八幡宮参道のサクラ並木を名勝に指定するよう17日、文部科学省に答申した。
県内の名勝指定は、 山口市の常徳寺庭園以来、およそ20年ぶり。
国の「名勝」に指定するよう答申されたのは山口市の徳佐八幡宮参道のサクラ並木。およそ400mの参道に立ち並ぶのは104本のサクラ。そのほとんどがシダレザクラでその珍しさから毎年春になると県の内外から多くの人が訪れる。
徳佐八幡宮のサクラは江戸時代に地元の人が苗木を取り寄せて植えたのが始まり。参道には江戸から残るサクラもあり、いまも美しい花を咲かせている。
大正時代には地元の保護団体が発足。
代々、新しい苗木が植えられ次第にサクラの名所として知られるようになった。
保存会では、いまもサクラの植樹や剪定、参道の清掃を続けていて、参道には地元の人たちから贈られたサクラの苗木も植えられている。
ふるさとでずっと大切に受け継がれてきたサクラの名所。今回の指定は来年春の官報告示後に正式決定となる。
県内では錦帯橋や長門峡などが国の名勝に指定されていて、これが13件目となる。
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