天皇ご一家が皇居での生活開始 上皇ご夫妻は改築後の赤坂御所へ
朝日新聞社 配信より
© 朝日新聞社 皇居・御所に入る天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=2021年9月6日午後2時56分、代表撮影
天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは6日、長年住んでいた赤坂御所(東京・元赤坂)を離れ、皇居に移った。
当面は宮殿に滞在し、引っ越し作業が終わった後、15日から新御所での新生活を始める。
今後、赤坂御所はバリアフリー化の工事が行われ、完成後、上皇ご夫妻が仙洞仮御所(東京都港区)から移り住む。
転居にあたり、両陛下は宮内庁を通じて感想を公表し、「歴代の天皇がお務めを果たされる上での礎となってきた皇居に移ることに身の引き締まる思いが致します」と明かした。
また、コロナ禍に触れ、「この機会に改めまして、現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束に向かい、人々が安心して暮らせる日が一日も早く訪れることを心から願っております」とした。
6日午後、ご一家は職員らに見送られて車で赤坂を出発した。転居は代替わりに伴うもので、上皇ご夫妻が昨年3月に仙洞仮御所へ移った後、御所の改修工事が進められてきた。当初は今春までに移る予定だったが、新型コロナの影響で工事が遅れた。
宮内庁によると、天皇ご一家は引っ越し作業中、那須御用邸(栃木県)への滞在を検討していた。
だが、天皇陛下はコロナ禍で国民に県境をまたいでの移動自粛を呼びかけていることや、職員や現地の人たちの感染リスクを考え、遠方への移動を懸念。陛下自ら宮殿活用の可能性を示し、異例の滞在が実現することになったという。
宮殿には本来住居としての機能はないが、寝具などを持ち込むという。(杉浦達朗)
■「身の引き締まる思い」
転居にあたり、両陛下が寄せた感想は次の通り。
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多くの年月を過ごし、慣れ親しんできた赤坂御用地を本日離れることに、寂しさと深い感慨を覚えます。それとともに、歴代の天皇がお務めを果たされる上での礎となってきた皇居に移ることに身の引き締まる思いが致しますが、心を新たに日々の務めを果たしていきたいと思います。
上皇上皇后両陛下には、私たちが赤坂で過ごしてきた日々を温かくお見守りいただいたことに心から御礼を申し上げます。また、長年にわたり赤坂御用地での生活と務めを支えていただいた多くの関係者や、今回の吹上の御所の改修など、皇居での新しい生活の基盤を整えていただいた関係者の皆さんに、深く感謝致します。
この機会に改めまして、現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束に向かい、人々が安心して暮らせる日が一日も早く訪れることを心から願っております。
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【独自】石破派 河野氏支持も選択肢
配信
配信より
自民党総裁選挙をめぐり、石破派内で、石破元幹事長の出馬を見送り、河野ワクチン担当大臣の支持を打ち出すべきとの意見が強まっていることがテレビ東京の取材で分かりました。
石破氏周辺によりますと、「石破派内では、改革を実現させるためには、石破氏自身が出馬するより、河野ワクチン担当大臣を支援するのが現実的ではないか」との意見が複数出ていて、石破派として、河野氏支援を打ち出すべきとの意見が強まっています。
石破氏本人にも、こうした派内の認識は伝わっていて、石破氏は自ら出馬するのではなく、河野氏支持を含めた選択肢も熟慮しているということです。
石破氏が、河野氏に協力すれば、地方票や党内若手議員票などで優位に立つ可能性もあります。
最終更新:
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河野担当相、総裁選出馬でもワクチン接種に「影響出さない」
毎日新聞 2021/09/06 17:21 配信より
© 毎日新聞 提供 河野太郎行革担当相
新型コロナウイルスワクチン接種の調整に当たっている河野太郎行政改革担当相(58)=自民党麻生派=は6日の記者会見で、自身が自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に出馬した場合の政府のワクチン関連業務について「影響を出さないようにしっかりやっていきたい」と述べた。
総裁選へ出馬するかどうかについては「今日は時間も限られているのでワクチンに的を絞りたい」と言及を控えた。
会見前に財務省で行われた麻生太郎副総理兼財務相との会談についても「(質問は)ワクチンに限ります」と述べ、内容を明らかにしなかった。
【堀和彦】
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自民・甘利税調会長が河野氏に皮肉 「迷走したのに評価上がった」
配信
配信より
自民党の甘利明税調会長
自民党の甘利明税調会長は6日、国会内で行った講演で、党総裁選に立候補する意向を固めた河野太郎行政改革相について「菅(義偉)総理がダメだと、たたかれた一番の原因がワクチンの迷走といわれているのに、ワクチン担当大臣の評価が上がるとは、よくわからない」と皮肉った。
河野氏は、菅首相の総裁選不出馬を受け、自身が立候補する意向を固めている。
その後、一部メディアが行った世論調査では「次の総理にふさわしい人」として「トップ」だったなどと報道されている。
甘利氏は講演の中で、デジタル庁の設置は「菅さんの剛腕があったから」と指摘し、コロナワクチン接種が進展した要因も「とにかくやるんだっていう(菅首相の)力」と評価。
河野氏に寄せられる評価を「半分くらいは菅さんに分けてやったら」と語り、会場の笑いを誘っていた。
河野氏は、所属する麻生派の幹部らに立候補の意向を伝えたが、同派内にはすでに立候補を表明した岸田文雄前政調会長を推す声も多く、派閥としての対応はまとまっていない。
甘利氏も同じ麻生派に所属しているが、岸田氏と近く、岸田氏が立ち上げた議員連盟の幹部にも就任。
9月1日に自身のホームページで公開した「国会リポート」では岸田氏を高く評価した。(中田絢子)
朝日新聞社
最終更新:
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“元二階派”金子恵美氏「菅独裁への怒り渦巻いていた」 小泉氏“不出馬進言”は中堅若手を代弁
配信
FNNプライムオンライン
突然、総裁選への不出馬を表明した菅総理。 背景には何があったのでしょうか? めざまし8に出演した、元衆院議員で二階派だった金子恵美氏は、党内に吹き荒れていた菅首相への強い逆風を解説しました。
「選挙が戦えない」…背景に“菅独裁”への厳しい声
突然の退陣表明までの一連の流れをどう受け止めたらよいのか。
金子恵美さん: 党の役員人事で、実質“二階切り”というのが、正直、岸田さんが公約で先手を打たれた所があります。
これが非常に党内で好評、支持されたんですよね。
そこで、菅さんも焦って二階さんを切ったのだとは思うんですが、いわゆる「時既に遅し」という感じがありました。
さらに、幹事長が決まらなかったというのが最終的に痛かったというのを聞いてます。
けれども、それだけ党の中で“菅独裁への怒り”っていうのが本当に広がっていたのと、次の選挙への不安が非常に大きかった。
次の選挙への不安というところに対しては、先程 小泉さんが相談にのっていたってところですけれども、中堅若手が「とにかく選挙をこれじゃ戦えないから、出馬を取りやめてもらえるように言ってくれ」って、実はずっと小泉さんに言ってたんです。
小泉さんは当初それが進言できなかったのですね。
ただ、なかなか菅さんが辞める姿勢をみせないと、いよいよ党内で「声」というのが極限まで大きくなって、小泉さんが中堅・若手の声を代表して進言したというのが本当のところと思います。
菅首相と同じ神奈川県を地盤とする小泉進次郎環境大臣が連日面会し、話し合いをしていました。
その中で小泉大臣は、党のために総裁選への出馬をとりやめることも進言していたのです。
(Q.二階幹事長が気分を害されたなどはありますか?)
金子恵美さん: 良い気分はしてないと思います。 でも、党内の空気感も当然わかってらっしゃったとも思いますし、それを切られた後、今度またどういう風にですね、党内で影響力を持ち続けられるのか、そしてまた次の息子さんへの影響力を維持できるっていうのを考えてると思いますね。
“派閥の論理”と“総選挙で勝てる顔選び”。
それぞれの思惑が交錯する中、今回の総裁選は混沌としています。
(「めざまし8」 9月6日放送)
めざまし8
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私のコメント : 令和3年9月6日、天皇、皇后両陛下は9月6日、長年住んでいた赤坂御所(東京・元赤坂)を離れ、皇居に移った。
当面は宮殿に滞在し、引っ越し作業が終わった後、9月15日から新御所での新生活を始められる。引っ越しに際する、今回における、その宮中 祭祀継承もあり、現在の総理大臣におかれては、今まで以上に、その関係されている機関、祭祀に係る方々に対しても、その責任に関しては、現在、更に、重いものがあります。







