29人が依然不明 発生から72時間 懸命の捜索・熱海土石流
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行方不明者の捜索活動を行う警察官や消防隊員ら=6日午後、静岡県熱海市の伊豆山地区
静岡県熱海市の伊豆山地区で起きた土石流で、県などは6日、依然として29人が安否不明になっていると発表した。
【動画】救助された赤ちゃん
被災者の生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が経過。警察や消防、自衛隊などは約1100人態勢で懸命の捜索を続けた。
県警は同日、現場から新たに2人を救助したことを明らかにした。いずれも意識不明という。
被害を受けた地域には住民基本台帳上、215人が住んでいるとされ、県などが避難者名簿を精査。5日に安否が分からない64人の氏名を公表したところ、所在確認が進み不明者は24人にまで減った。
このほかに「連絡が取れない」などと県警に通報のあった5人を加え、6日午後6時時点で安否不明者は29人となっている。
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