<独自>独艦艇、11月に日本寄港 日米と共同訓練計画

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産経新聞

配信より

 

本M独仏英軍の日本寄港と共同訓練カラー

 

日独両政府が独海軍艦艇の日本への寄港を11月で調整していることが5日、分かった。寄港に合わせ、11月に予定している海上自衛隊の大規模演習の機会を生かして海自艦艇と共同訓練を行い、訓練には米海軍艦艇も加わる見通しだ。防衛省によると、海外に領土のないドイツがアジア地域で艦艇を投入して共同訓練を実施するのは初めてで、東・南シナ海で海洋進出を強めている中国を牽制(けんせい)する枠組みが拡大する。 独海軍はフリゲート艦「バイエルン」を8月に出航させ、インド太平洋地域に派遣する。寄港地は各国と調整中だが、複数の日本政府高官によると、日本には11月上旬に寄港させたい意向を伝えてきた。 日本寄港の前後に海自との共同訓練を計画している。海自は20隻以上の艦艇と40機以上の航空機を参加させるのが通例の「海上自衛隊演習」を日本周辺海空域で11月に実施することを予定し、演習期間中に独海軍と共同訓練を行う案が有力になっている。 海上自衛隊演習は昭和29年に始まり、演習期間中の米海軍との共同訓練は56年から行っている。平成29年からカナダ海軍艦艇が参加し、令和元年にはオーストラリア海・空軍の艦艇と航空機も加えた日米豪加4カ国の共同訓練に発展しており、こうした枠組みに独海軍のバイエルンが参加することを調整する。 今年4月に初開催した日独外務・防衛閣僚会合(2プラス2)では海上で積み荷を移し替える瀬取りによる北朝鮮の密輸入を監視する活動で協力を検討することでも一致した。ドイツとして初めて瀬取り監視にバイエルンを参加させることも視野に入れる。 バイエルンは日本寄港後の本国への帰途、中国が周辺国に対する威圧を強めている南シナ海を航行する予定だ。今年は日独交流160周年にあたり、バイエルンの日本寄港に合わせた親善行事を行う可能性がある一方、ドイツ政府は親善を目的にバイエルンを中国に寄港させることも検討している。 バイエルンには独陸軍が同行しないため、5月に行われた日米仏共同訓練のような演習場での訓練は行わない。年内には英国も空母クイーン・エリザベスを中心とする空母打撃群を初めて日本に寄港させる。

 

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ブランデンブルク級フリゲートドイツ語: Fregatte BRANDENBURG-Klasse, Brandenburg-class frigate)は、ドイツ海軍の汎用フリゲート。計画名から123型フリゲート(Type 123)とも称される[1][2]

( 中 略 )

装備[編集]

搭載する武器システムについては、やはり先行するブレーメン級フリゲート(122型)のものが基本的に踏襲されている。ただし、搭載する戦術情報処理装置については、ブレーメン級のSATIR-IIが旧式のUYK-7/20コンピュータを使用していたのに対し、新型のUYK-43/44コンピュータを使用したSATIR-F123(オランダTACTICOSの派生型)に更新された[6]。またシースパローIBPDMSのミサイル発射機についても垂直発射化されているが、これは同国海軍で初のVLS装備例であった。対潜戦装備に関しても、ソナーが1世代新しいものとされているほか、2006年には「バイエルン」で曳航式のLFASSが導入され、その運用実績が評価されたことから他の同型艦にも順次に導入される予定である。

本型の搭載するエグゾセMM38艦対艦ミサイル連装発射筒や魚雷の管制盤は、コスト削減のために前任者であるハンブルク級駆逐艦に搭載されていたものを流用している。なお、艦対艦ミサイルに関しては、エグゾセからRBS-15に変更する近代化改修計画が存在する。また、臨検任務などに対応するため、小型ボート1隻の搭載能力がある[2]

 

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Sボート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』配信より

 

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曖昧さ回避 この項目では、ドイツの魚雷艇について説明しています。アメリカ合衆国の潜水艦については「S級潜水艦 (アメリカ海軍)」をご覧ください。
Sボート (シュネルボート)
Sボート S-204(1945年)

Sボート S-204(1945年)

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Sボートドイツ語では「Schnellboot(シュネルボート)」と呼ばれるこの高速艇は、第二次世界大戦中にドイツ海軍が使用した高速戦闘艇である。イギリスではこの艇を指してEボートと呼称したが、これは「Enemy」にちなんだものである[1][2]が、"Eilboot"(アイルボート、急速艇を意味)の可能性もあるとされる。

 

Sボートは極めて高速の艦艇であり、40ノット以上で巡航でき、またその船体は磁気機雷原を無傷で横断可能であることを意味した。この艇は外洋によく適合し、また約700海里と、アメリカ海軍PTボート(Patrol Torpedo boat)やイギリス海軍高速魚雷艇(Motor Torpedo Boat)よりも相当に長距離の航続能力を備えていた。その結果、イギリス海軍もフェアマイルDの船体設計を用いてEボートに近い性能の高速魚雷艇を開発のうえ対抗した。シュネルボートは通商破壊などを行っており、Uボートに次ぐ戦果を挙げたと言われている。

 

現代のドイツにおいては、魚雷艇ミサイル艇を含めた高速戦闘艇全体をSchnellbootと呼ぶ。魚雷艇とミサイル艇を区別する必要がある場合は、前者をTorpedoschnellboot(魚雷高速艇)、後者をFlugkörperschnellboot(ミサイル高速艇)と表記する。


また、建造当初のアルバトロス級ミサイル艇のように艦対艦ミサイル発射機と対艦攻撃用の533 mm魚雷発射管を混載する高速戦闘艇についてはTorpedo-Flugkörperschnellboot(魚雷-ミサイル高速艇)と表記されることがある。

 

( 中略 )

 

〇 高松宮日記〈第4巻〉 昭和十七年一月~九月
高松宮宣仁親王/中央公論新社

〇 ドイツ潜水艦史 2020年 06 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊
海人社

〇 帰れなかったドイツ兵―太平洋戦争を箱根で過ごした誇り高きドイツ海軍将兵 (光人社NF文庫) 新井 恵美子/光人社

〇 ドイツ海軍のEボート 1939‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の軍艦イラストレイテッド) ゴードン ウィリアムソン/大日本絵画

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