静岡県知事選、4選目指す川勝氏と新人・岩井氏の一騎打ちに…20日投開票
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静岡県庁
3日告示された静岡県知事選は届け出が締め切られ、いずれも無所属で、4選を目指す現職と、自民党が推薦する新人の前参院議員による争いが確定した。投開票は20日。
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立候補したのは届け出順に、現職の川勝平太氏(72)と、新人で前国土交通副大臣の岩井茂樹氏(53)。立憲民主、国民民主両党の県組織が川勝氏を支援。共産党の県組織も川勝氏を自主的に支援する。自民党は岩井氏を推薦し、公明党は自主投票とした。
選挙の争点となるリニア中央新幹線の県内トンネル工事について、川勝氏は大井川の水量への影響を懸念し、「命の水を守る。(早期の本格的な)工事は認められない」と訴えた。岩井氏は3日の演説ではリニアについて前面に出さなかったものの、立候補表明後は「地域住民の理解と協力なしにはできない」と述べてきた。
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