島根原子力発電所 不祥事を教訓に安全の誓い(島根県・松江市)
配信 山陰中央テレビ 配信より
松江市にある島根原子力発電所で11年前に発覚した点検漏れの不祥事を教訓に再発防止などを誓う中国電力の式典が今年も3日行われた。
島根原発では2010年に100項目を超える大きな点検漏れが発覚し、中国電力は窮地に絶たされる苦い経験をした。
このため、再発防止と安全意識の向上などをめざして毎年6月3日を『原子力安全文化の日』と定め式典を行っている。
例年出席している社長は本社のある広島が緊急事態宣言中のため、きょうはリモートでの参加とし、現地の出席者にメッセージを送った。 中国電力 清水希茂 社長「同様の不正を起こさない決意もって業務に取り組んでいただければと思います。」 出席した役職員は一様に安全への決意を新たにしていた。
尚、島根原発では2号機の再稼働に向けた手続きが進んでいてこれから地元自治体による可否の判断へと移っていく。
山陰中央テレビ
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