広島、山口、岡山など中国地方5県で398人感染、5人死亡 20日新型コロナ
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中国地方5県で20日に確認された新型コロナウイルス感染者数は計398人だった。広島県で213人、山口県で47人、岡山県で123人、島根県で13人、鳥取県で2人だった。また、広島県で1人、岡山県で4人が死亡したと発表した。
広島県内で公表された新規感染者は12日以降、200人前後で高止まりしており、感染状況が改善する兆しはない。5月の累計は3204人となり、月別で初めて3千人を超えた。
新型コロナウイルスワクチンの都道府県別接種数
広島市は、インド株の感染者1人が確認されたと発表した。国立感染症研究所(東京)による解析で分かった。中国5県によると、インド株の感染確認は中国地方では初めて。
山口県内の重症者は10人に増え、初めて2桁となった。重症病床の使用率は21・3%で、国の指標で「ステージ3」(感染急増)相当の20%以上となった。
岡山市で確認されたクラスターで保育施設では計5人、通所介護施設では計6人が感染。高梁市では学生の会食によるクラスター発生が明らかになった。5人が感染しているという。
島根県内で3日連続で2桁台の感染者が確認されるのは初めて。
中国新聞社