【詳報】中止検討表明から実施へ方針転換 島根県聖火リレー丸山知事が条件付き実施を大会組織委へ申し入れ

配信   山陰中央テレビ 配信より

 

新型コロナ対策が不十分だとして中止を検討してた聖火リレーについて、島根県の丸山知事が6日その方針を転換した。

 

条件付きで実施する方針を固め、大会組織委に伝えた。県内のランナーなどは様々な受け止め方をしている。

 

丸山 達也知事: 「5月15、16日に予定されている県内の聖火リレーについて中止を検討していただきたいと要請する」 今年2月に島根県の丸山知事は、コロナ禍における不公平な飲食店支援の是正や首都圏の感染対策の強化などを条件に、こうした状況が改善されない場合は島根県内での聖火リレーの中止を検討すると表明していた。

 

その後は、自ら上京して中央省庁や地元国会議員に飲食店支援などについて直談判。

 

しかし首都圏の感染対策を含め状況が変わらない中、これまで中止検討の方針を貫いてきた。

 

ところがあれから2か月経ち事態は一転、条件付きでの聖火リレーを実施する方針を固め、6日午後に大会組織委員会に伝えた。

考えを一転させた理由は?

 

島根県聖火リレー事務局を担う竹内 俊勝環境生活部長: 「国では補正予算や経済対策を考える動きがある中で、聖火リレーは実施しようと知事が判断した」 コロナ対策について政府与党が飲食店支援に対し補正予算を検討しているため、としている。

 

一方で多くのスタッフを伴う大会スポンサーの車両の削減や中止を求める方針だという。

 

またグッズの配布や約1キロに渡る集客イベントは、県民に様々な自粛を求める中で容認できないとしている。

 

山陰中央テレビ

 

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