27日午後5時頃発生…富山県西部を震源とする地震 石川県内では羽咋,宝達志水,かほくで震度1

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地震

 

27日午後5時ごろ、富山県西部を震源とする地震がありました。  

 

石川県内では羽咋、宝達志水、かほくで震度1を観測しました。  県によりますと被害の情報は入っていません。

 

石川テレビ

 

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震度6弱以上の地震発生確率 富山市は

配信  北日本放送

配信より

 

政府の地震調査委員会は26日、今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率を示した地図を公表しました。富山市役所周辺は5.2%でした。  公開された地図は、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる確率を、色分けして示したものです。  

 

赤紫色は最も確率が高く、今後30年以内で26%以上、県庁所在地で最も高いのは、茨城県水戸市で81%でした。  

 

富山県の予測地図です。最も高い赤紫色はありませんが、6%から26%の赤色の範囲が富山市の市街地から射水市、高岡市、砺波市、小矢部市にかけて帯状に広がっています。  

 

富山市役所は、赤色の境界に近いオレンジ色で、確率は5.2%です。  

 

地質学が専門で富山大学名誉教授の竹内章さんは、予測を見る時の注意点を指摘します。  

 

富山大学名誉教授(地質学)竹内章さん 「濃い赤の所が強く揺れるということで、富山市役所はちょうどここに印がありますけれど、境目になっています、そういうような場所が県内、東部から西部一帯にありますので、よりリスクの高い計算がされている所については、地盤の様子とか、起こるであろう災害の状況を考えておくことが必要だと思う」  今回の予測は、跡津川断層帯や呉羽山断層帯など、富山県に関係する9つの断層を考慮して計算しています。  しかし、竹内さんは、これ以外の断層も考慮すべきだと言います。  

 

富山大学名誉教授(地質学)竹内章さん 「富山湾とか隣接する日本海の部分で海底の活断層が知られていまして、県なども津波のシミュレーションをやっているわけですが、そうした断層は考慮されていない」  さらに計算に使われた活断層は、2014年の古いデータに基づいていて、現在のデータに照らし合わせれば予測される確率はもっと高くなるはずと指摘します。  

 

富山大学名誉教授(地質学)竹内章さん 「その後に確かめられているような例えば県西部の高岡断層とか、射水断層などは入っていないんですね。そういうものも考慮すれば危険性はより高くなると考えなければいけない」  

 

地震動予測地図は、防災科学技術研究所のホームページ「地震ハザードステーション」で公開されています。  

 

竹内さんは、「コロナ対策と同様、災害対策も忘れずに進めてほしい」と話していました。

 

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