次期衆院選へ態勢強化 立憲民主党佐賀県連、初の定期大会
配信 佐賀新聞
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立憲民主党佐賀県連の定期大会で、ガンバローを三唱をする原口一博代表(右から2人目)ら=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀
立憲民主党佐賀県連は6日、第1回定期大会を佐賀市で開いた。2021年秋までに実施される次期衆院選に向け、新型コロナウイルス下での発信力や態勢を強化する活動方針を確認。
「競争と自己責任を強調する時代遅れの政治に終止符を打つ」との大会アピールを採択し、政権交代への機運を高めた。 大会は感染症対策で規模を縮小し、県連の役員ら約20人が出席した。代表の原口一博衆院議員(佐賀1区)は政府の新型コロナ対応などを批判し、「私たちは追われる立場で1敗も許されない。われわれが負けるような選挙では政権交代はできない」と強調した。
来賓の井手雅彦連合佐賀会長は「政府の対策は後手後手で、不祥事も相次いでいる。立民県連の一番の応援団を自負しており、もっと大きな固まりになることを期待したい」と述べた。
活動方針については、会員制交流サイト(SNS)の対策を含めた情報発信機能強化などを確認。役員人事では、1月の唐津市議選で落選した林正樹氏が役員から外れた。
県連は大会後、3月投開票の小城市長選に関し、現職の江里口秀次氏(68)=4期=から5日に推薦願が出されたと説明。
対応は原口氏と県連最高顧問の大串博志衆院議員(佐賀2区)に一任することになったとした。
(円田浩二)