離島での停電復旧 手順を確認

02月26日 16時48分、NHK NEWS WEB 配信より

離島で災害が起きた場合の停電の復旧手順などを確認する訓練が、海上保安本部と電力会社が参加して、隠岐の島町で行われました。

隠岐の島町で行われた訓練には、中国電力の子会社、中国電力ネットワークと隠岐海上保安署から20人あまりが参加しました。

訓練は地震の発生で、町内にある火力発電所が被災したうえ、道路が寸断されて陸路でたどりつけなくなったという想定で行われました。

参加した海上保安官たちは、町内の港で巡視船に乗り込んで発電所に向かい、停電の復旧にあたる作業員や必要な機材を運ぶ手順を確認していました。

今回の訓練は、災害によって孤立した離島などで協力して停電の復旧にあたる協定を、中国電力と山陰の日本海側を管轄する第8管区海上保安本部が結んだことを受けて行われました。

中国電力ネットワーク隠岐ネットワークセンターの上畑照通所長は、「隠岐は離島で輸送に苦労していたので、さらに連携を深めて電力の安定供給に努めます」と話していました。

また、隠岐海上保安署の乳井雅貴署長は「災害時に迅速に対応できるように訓練の結果を生かしたい」と話していました。

私のコメント : 令和3年2月28日、離島で災害が起きた場合の停電の復旧手順などを確認する訓練が、海上保安本部と電力会社が参加して、隠岐の島町で行われました。今回の訓練は、災害によって孤立した離島などで協力して停電の復旧にあたる協定を、中国電力と山陰の日本海側を管轄する第8管区海上保安本部が結んだことを受けて行われました。